AAR/風の帝国/第1話
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[[AAR/風の帝国]]
#ref(3.jpg,nolink,around,30%)
かつての世界の覇者、ローマ帝国から遥か北東の草原
そこには1万人ほどの遊牧民が暮すBOLGHAR国がある。
BOLGHAR国の大ハーンは名門DULO家出身であり
DULO家は現ブルガリア王も輩出している。
その大ハーンの臣下にEzgil家のハーンIslivanがいる
このAARはそのEzgil家の歴史である
Ezgil家は現在、大ハーンと並びBOLGHAR国の2大勢力の
一角を成しBOLGHAR国の全領土5州の内2州を支配している。
&ref(4.jpg,nolink,100%);
Ezgil家の当主Islivanは野心家で大ハーンの地位を狙っている
だが武力による即位は望んでいない
この激動の時代に内乱で他国に弱みを見せる事は死を意味する...
だが、いずれはBOLGHAR国の指導者となり大帝国を築きあげる
それがIslivanの夢である。そのためには今は実力を蓄える事...
幸い西には蛮族が住んでおり奪い取れる領土は広大である、だが
蛮族の数はあまりに多く逆にこちらが滅亡しかねない状況にある
769年1月30日
Islivanは軍備を拡張し最大兵力を750に増やし
MARI公爵から領土を奪い取るため北上した。
その道中で大ハーンより援軍要請の使者が来た
Bilar家が大ハーンの領土没収命令(クラン断絶)に逆らい
反乱を起こしたのだと言う。
だが援軍要請の使者はBilar家(反乱軍)からも来た
&ref(5.jpg,nolink,70%);
Islivanは悩んだ。謀反などしたくないのだ
しかし、助けを求めるBilar家を滅亡させる事は
Islivanの義(親切心)が許さない
理不尽な命令をした大ハーンに非があるのは明白だ
Islivanは一晩中迷いに迷い遂に反乱軍に身を投じる決意をした
翌日、家臣たちに義によりBilar家に味方する旨を告げた
BOLGHAR国の混乱に乗じ漁夫の利を狙う者もあった
Mordvins公爵が宣戦布告してきたのである
769年7月
大将同士の決戦では大ハーン軍はBilar家の軍を完膚なきまでに
叩きのめした。だが、Islivan率いる軍勢が
大ハーンの本拠地を攻め落とした事により形成は逆転した
&ref(6.jpg,nolink,70%);
元々は大ハーンに謀反を起こす気のなかったIslivanは
平和的な和睦を望んでいた、だが和平会議の結果を知り驚愕し...
和平会議の席に現れた大ハーンをBilar家が殺害し、
Bilar家自身が新たな大ハーンに即位したのである
Islivanは即座に譲位を新大ハーンに要求した
Islivanが謀反に加担したのはお家取り潰しを憐れんだ
義(親切心)によるものであり、大ハーン殺害の意図は無かった
当然Bilar家の即位を認める事はできない。
大ハーンを交代するなら
Bilar家は恩人であるIslivanを推戴すべきであり
自身がIslivanの上に立ち大ハーンになるなどと言う
人の道を外れたBilar家を許す事はできない
&ref(7.jpg,nolink,70%);
Islivanは当然Bilar家は譲位するものと高を括っていたため
軍勢をBilar家に進軍せず、大ハーン即位の前祝いをしていた
数日後にBilar家から来た返答はNOであった
&ref(8.jpg,nolink,70%);
新大ハーン率いる250人のBilar家の軍は果敢に
Islivan軍750人に立ち向かった
だが兵力差は歴然であり新大ハーンの治世は三日天下に終わった
&ref(9.jpg,nolink,70%);
新大ハーンは自決しIslivanが大ハーンとなった
769年12月30日の事である
思えばわずか一年前にはIslivanは大ハーンと共に国を発展さ...
いずれ絶大な権力を得て平和裏に大ハーンに推戴され
大帝国を築く夢を抱いていた。
だが現実には図らずとも武力により大ハーンとなってしまった。
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次話:[[第2話>AAR/風の帝国/第2話]]
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かつての世界の覇者、ローマ帝国から遥か北東の草原
そこには1万人ほどの遊牧民が暮すBOLGHAR国がある。
BOLGHAR国の大ハーンは名門DULO家出身であり
DULO家は現ブルガリア王も輩出している。
その大ハーンの臣下にEzgil家のハーンIslivanがいる
このAARはそのEzgil家の歴史である
Ezgil家は現在、大ハーンと並びBOLGHAR国の2大勢力の
一角を成しBOLGHAR国の全領土5州の内2州を支配している。
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Ezgil家の当主Islivanは野心家で大ハーンの地位を狙っている
だが武力による即位は望んでいない
この激動の時代に内乱で他国に弱みを見せる事は死を意味する...
だが、いずれはBOLGHAR国の指導者となり大帝国を築きあげる
それがIslivanの夢である。そのためには今は実力を蓄える事...
幸い西には蛮族が住んでおり奪い取れる領土は広大である、だが
蛮族の数はあまりに多く逆にこちらが滅亡しかねない状況にある
769年1月30日
Islivanは軍備を拡張し最大兵力を750に増やし
MARI公爵から領土を奪い取るため北上した。
その道中で大ハーンより援軍要請の使者が来た
Bilar家が大ハーンの領土没収命令(クラン断絶)に逆らい
反乱を起こしたのだと言う。
だが援軍要請の使者はBilar家(反乱軍)からも来た
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Islivanは悩んだ。謀反などしたくないのだ
しかし、助けを求めるBilar家を滅亡させる事は
Islivanの義(親切心)が許さない
理不尽な命令をした大ハーンに非があるのは明白だ
Islivanは一晩中迷いに迷い遂に反乱軍に身を投じる決意をした
翌日、家臣たちに義によりBilar家に味方する旨を告げた
BOLGHAR国の混乱に乗じ漁夫の利を狙う者もあった
Mordvins公爵が宣戦布告してきたのである
769年7月
大将同士の決戦では大ハーン軍はBilar家の軍を完膚なきまでに
叩きのめした。だが、Islivan率いる軍勢が
大ハーンの本拠地を攻め落とした事により形成は逆転した
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元々は大ハーンに謀反を起こす気のなかったIslivanは
平和的な和睦を望んでいた、だが和平会議の結果を知り驚愕し...
和平会議の席に現れた大ハーンをBilar家が殺害し、
Bilar家自身が新たな大ハーンに即位したのである
Islivanは即座に譲位を新大ハーンに要求した
Islivanが謀反に加担したのはお家取り潰しを憐れんだ
義(親切心)によるものであり、大ハーン殺害の意図は無かった
当然Bilar家の即位を認める事はできない。
大ハーンを交代するなら
Bilar家は恩人であるIslivanを推戴すべきであり
自身がIslivanの上に立ち大ハーンになるなどと言う
人の道を外れたBilar家を許す事はできない
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Islivanは当然Bilar家は譲位するものと高を括っていたため
軍勢をBilar家に進軍せず、大ハーン即位の前祝いをしていた
数日後にBilar家から来た返答はNOであった
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新大ハーン率いる250人のBilar家の軍は果敢に
Islivan軍750人に立ち向かった
だが兵力差は歴然であり新大ハーンの治世は三日天下に終わった
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新大ハーンは自決しIslivanが大ハーンとなった
769年12月30日の事である
思えばわずか一年前にはIslivanは大ハーンと共に国を発展さ...
いずれ絶大な権力を得て平和裏に大ハーンに推戴され
大帝国を築く夢を抱いていた。
だが現実には図らずとも武力により大ハーンとなってしまった。
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