AAR/ぼくのかんがえたさいきょうのカレン家/Vandadの治世
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[[AAR/ぼくのかんがえたさいきょうのカレン家]] *初代当主 Vandad "悪意ある者" の治世(867~881) [#we319396] **情勢分析 [#of20cc93] &ref(00_初代アイコン.png); 「というわけで始めていこう。私が初代当主のVandadだ。能力はご覧のとおり脳筋だ」 #ref(00_初代能力.png) &ref(00_初代アイコン.png); 「まぁ、サーマーン朝君主の能力の高低も重要だからな。要求が通るかどうかは運も大きいが、派閥パワー100%台の時はほとんどダメだった」 &ref(00_初代アイコン.png); 「序盤の動きがルーティンワーク化した所がある。王位獲得の野望を取り忘れているが、今思えば大して変わらないかな」 &ref(00_初代アイコン.png); 「次にサッファール朝君主の能力を見てみよう」 #ref(00_ヤアクーブ能力.png) &ref(00_初代アイコン.png); 「武力が高いのは前回紹介した通りだがな。これだけでも脅威なんだが……ちょっとこの戦術traitを、よく覚えていてくれ」 **1.暴君化 [#v96e3e59] &ref(00_初代アイコン.png); 「宣戦布告前にポチっとな」 #ref(01_粛清1.jpg) #ref(02_粛清2.jpg) &ref(00_初代アイコン.png); 「いわゆる北朝鮮モードだ。ちょっと解説入れるぞ」 ***北朝鮮モードとは [#qc4cede7] 男爵領や教会領、都市なども含めて全て当主の直轄地にする戦略です。今回は逮捕してからの追放による没収で、財産ごと奪っています。 &ref(00_初代アイコン.png); 「支配地多すぎによるオピニオンペナルティは、領地を持った部下にしか影響しない。領地が無ければそもそも反乱できない」 ペナルティとして超過分の領土からの税収は激減しますが、追放によって手に入る資金は結構な額があります。 今回は王位簒奪後の開幕追放ですので、1400程度しか溜まりませんでしたが。 &ref(00_初代アイコン.png); 「簒奪戦争なんか選択して時間適当に経過させれば、年あたり800程度は没収資産が増えるぞ(ゲス顔)」 また北朝鮮モードでずっとプレイする場合は、定期的に男爵や市長、司教のみを再雇用し、ほどよく肥えたところを逮捕追放すれば資金を回収できます。 オピニオンマイナスだろうが自分から反乱はしませんし、領地超過による税収ペナルティを間接的に回避できるようなものです。 &ref(00_初代アイコン.png); 「まるで養殖だな。北朝鮮、って名前をつけてヤツのセンスは半端ない」 &ref(00_初代アイコン.png); 「あとついでに法改正もやっておこう。このために元のゾロアスター伯爵達も追放したのだ」 &ref(02_法改正1.jpg); &ref(02_法改正2.jpg); ***逮捕の法則 [#hd64eef7] &ref(00_初代アイコン.png); 「ところで、だ。男爵級も合わせると数十人、逮捕時の反乱は一度もされていない」 &ref(00_初代アイコン.png); 「逮捕の成功率は基本的に元帥と密偵頭の能力、逮捕される者の武力等に影響される」 &ref(00_初代アイコン.png); 「だが城に住む貴族はどんなに高くても8割を超えることなんて稀なのだ。どうしたと思う?」 &ref(00_初代アイコン.png); 「逮捕失敗の結果は主君に対する反乱だ。だが封建関係の中では"直接"の主君にしか反抗できない」 &ref(00_初代アイコン.png); 「ちょうどサーマーン朝の前王が公爵級だったよな。一枚目のSSで今まさに追放しようとしてる間抜け面だ」 &ref(00_初代アイコン.png); 「こいつに、直轄地の男爵領も含めて全部封臣移動してやったわ(黒笑」 &ref(00_初代アイコン.png); 「後はこいつを逮捕する一回だけのギャンブルをして、部下を全員成功するまで逮捕連打、SS二枚目では追放連打というわけだ!」 **2.対サッファール朝/ターヒル朝戦 [#z83486e5] &ref(00_初代アイコン.png); 「北朝鮮モードのペナルティとして、動員兵力にも大幅な制限がかかる。だが、それは実はしばらくゲーム内日数が経過した後なのだ」 &ref(00_初代アイコン.png); 「だからこうなる」 #ref(03_第一次聖戦.jpg) &ref(00_初代アイコン.png); 「ふははは! この兵力ならヤアクーブの野郎も瞬殺だわ!」 この時はそう思っていました。 しかしイベント兵力8000を率いるのは敵当主ヤアクーブ。武力24に加え、良戦術traitを持っており、それを甘く見ていました。 #ref(03_第一次聖戦2.jpg) 13000で9000を攻撃して半壊し、あわてて東部戦線の兵力と合流させようとする図。 しかし合流後の12000で再度攻撃するも敗北し、戦勝点が35%から-64%にまで一気に減りました。 &ref(00_初代アイコン.png); 「結局傭兵を雇ってゴリ押しで削りきるしか無かったな。幸い、このイベント兵力がターヒル朝の領域占領を優先したので助かった」 &ref(00_初代アイコン.png); 「おそらくは技術差もあるのだろうな。だがイベント兵力を殲滅できた後は、地道に占領地を増やして逆転できたぞ」 #ref(03_第一次聖戦3.jpg) 序盤の占領点が無ければ普通に負けてました。筆者にとっても実は動員兵力25000は予想外で、調子に乗った結果がこれです。 サッファール朝のイベント兵力がターヒル朝の領地占領で消耗するのを待ってから襲うのが、やはり定石ではあるでしょう。 ヤアクーブが普通にやばいです。 #ref(03_第一次聖戦後.jpg) 苦戦したこともあり、戦いは5年かかりました。資金が尽きそうになっていますが、北朝鮮モードなので兵維持費がキツめなためです。 家令が4回ほどGJを出さなければ危なかったでしょう。 この間に側室を娶ったり、妹と結婚したり(ゾロアスター教の特徴)、第一子が生まれたり、当主の軍事能力がUPしたりしています。 ですがサッファール朝のイベント兵は殺しきり、動員力も400にまで落としました。 ターヒル朝の兵力はなるべく保護したため、もはやヤアクーブの才能をもってしてもターヒル朝は征服されないでしょう。 あと北朝鮮化のせいか、いつの間にか当主の異名が"The Wicked(悪意ある者)"になっていました……。 &ref(00_初代アイコン.png); 「とりあえず収入がキツいから、新占領地と合わせて一気に封土を行うぞ。ちなみにここでも小技を使う」 &ref(00_初代アイコン.png); 「その1、人物検索では実はtrait検索ができる!」 #ref(04_封土作業1.jpg) &ref(00_初代アイコン.png); 「その2、男爵領もセットで渡してopinion爆上げ! ゾロアスターは家族との近親結婚でさらにopinionアップ!」 &ref(00_初代アイコン.png); 「どういうことかというと、その分だけ戦争疲労に強いということでもある」 そして封土完了後がこんな感じ。 何人か配置した後、日数経過されれば彼らの宮廷にLowbornが補充されます。そこからcontent持ちまたは能力重視で封土して、内閣も優秀な者で固められます。 この時点で収入も増加し、月17になっています。北朝鮮の間に封建税smallを可決しておくのがポイントですね。 下の図はopinionマップですが、かつての暴君ぶりが信じられないほどの国家の結束ですね(笑 逮捕とか追放による暴君補正は、実は"その時点"での臣下にしか適用されません。 だから新しく入ってきた臣下は何も知らずに忠誠してくれます。やる時は一気に、が基本ですね。 #ref(04_封土作業2.jpg) **3.第二次ターヒル朝戦 [#v50c41ad] &ref(00_初代アイコン.png); 「次の獲物はアフガン地域のシャーヒー朝だ。スンニ派でインド宗教に囲まれている。南部のハバーリ朝も一応イスラムだが、インド侵略で忙しい」 &ref(00_初代アイコン.png); 「と思っていたのだが、ターヒル朝の当主が死んでいた。これを攻めない手は無い!」 この時点でカレン家の動員兵力は5000~6000ほど。 周辺勢力ではアッバース朝以外には勝てますが……さりげなくアッバース朝と隣接しているのが、上の図から分かるでしょうか? #ref(05_ターヒル戦.jpg) 実は大臣はずっとカリフとの関係改善に張り付かせていたのですが、 #ref(05_ターヒル戦2.jpg) 間の悪いことに13代カリフのムウタッズが若死にしたようで、後継カリフが参戦してきました。 アッバース朝の動員力は10000にも達するため、これは対抗不可能と判断し、即白紙講和しました。主力を万が一撃破されてからでは遅いですからね。 &ref(00_初代アイコン.png); 「この借りはいつか返す!(フラグ)」 **3.インド方面制圧 [#u70bc16c] 前回示した「戦う順番」を自分で破ったツケとも言えます。欲にかられてはいかんですね。 この後は当初の順番通り、アフガン方面のイスラム2国を制圧しました。 &ref(00_初代アイコン.png); 「その間にサッファール朝でゾロアスター教徒の反乱が成功したりしているぞ」 #ref(06_インド方面戦.jpg) &ref(00_初代アイコン.png); 「後に南部領地は取り返されるのだが、北部領地は聖戦で以前ターヒル朝から奪ったKhorasanのダジュール下だ」 &ref(00_初代アイコン.png); 「数年後には臣従させることに成功した」 &ref(00_初代アイコン.png); 「対ハバーリ戦だが、二つの意味がある。一つは当然ペルシア帝国のダジュール回復だ」 &ref(00_初代アイコン.png); 「もう一つが、こいつら放っておくとインド進出に成功して北インドがスンニ派化してしまうんだが、それを防ぐことだ」 &ref(00_初代アイコン.png); 「将来ジハードと戦う可能性も考えると、野戦軍の撃破に力を入れて、残り領地はインド国家が制圧できるようにしておくべきだ」 この間に待望の嫡男が誕生したり、妻が死んで天才の後妻を娶ったりしています。 ゾロアスター教やPagan系の宗教では側室を娶れるのですが、これはイスラムの第二夫人と異なり、牢獄の女性でも無理矢理にできます。 オピニオンが低くなりがちですが、占領地を増やしているうちにLowbornであっても有用なtraitを持つ女性が牢獄にいることも多く、また側室の交換も自由です。 目をつけた他家の娘が成人したのを忘れて他の男と結婚させられた、というトラブルにも遭いにくいので、個人的にはなかなか使い勝手が良いシステムですね。 &ref(00_初代アイコン.png); 「ただし貴族の娘を外交的に側室にするのはハードルが高い。ある種の侮辱と見なされている部分もあるのだろうな」 &ref(00_初代アイコン.png); 「だがこのシステム、他の使い方もある」 &ref(00_初代アイコン.png); 「さっき上で紹介したtrait検索と合わせると、側室にするという名目で宮廷に招きやすいのだ。その後側室から降ろせば良い」 普通に招く場合だと、滞在先の領主へのオピニオンが高いとinvite courtは通りません。しかし側室要請への了承は、その領主が出します。 従って普通の外交関係と同様に処理され、領主からのオピニオンが高ければ受諾されやすいので、優秀な女性を宮廷にかき集めやすいわけです。 &ref(00_初代アイコン.png); 「息子の将来の側室候補もこれで集められるぞ。ゾロアスタープレイでは近親結婚で配下のオピニオンを稼ぐことも多いから、側室は重要だ」 **4.対アッバース朝防衛戦 [#vcc17c59] &ref(00_初代アイコン.png); 「ハバーリ朝征服後に、ついに恐れていたことが起きた」 #ref(07_アッバース戦.jpg) &ref(00_初代アイコン.png); 「インド方面に宰相を派遣していたからな。だが隣接した以上、攻められるリスクは避けられないのだ」 &ref(00_初代アイコン.png); 「幸いなるかな、今回の敵のCBはGruganへの聖戦だ。負けても失うのは1プロビで済む上に10年の休戦協定まで得られる。ここは一勝負行くか!」 しかし傭兵部隊、常備軍がまだインド方面に残っていました。 集結される前に敵領地に侵入し、各個撃破と行きたかったのですが、上手くいきません。 #ref(07_アッバース戦2.jpg) &ref(00_初代アイコン.png); 「一応、小技を使って抵抗はしている。防衛戦の勝利条件は、係争地を占領されずに時間経過させることだ」 &ref(00_初代アイコン.png); 「だから少数の、敵から見たら"撃破できそうな手頃な"兵力を隣接プロビにうろうろさせる」 &ref(00_初代アイコン.png); 「するとそちらへ移動してくるわけだが、これによってGruganの占領をリセットさせるのだ。これで時間を稼いだ」 CK2のAIはなかなかいやらしく、こちらの移動を読んで即座に対応移動をしてきます。 例えば「追いかけっこ」でイライラさせられたプレイヤーも多いのではないでしょうか。その性質を逆手に取って切り抜けようとしました。 宰相をアッバース朝臣下の不満公爵に派遣して離間工作もしかけましたね。 しかし天はVandadにそれ以上の時間を与えることはしませんでした。開戦後1年経たずに、初代当主は病死します。(SS撮り忘れました) &ref(00_初代アイコン.png); 「時間が足りなかったか……。二回目のターヒル攻めが悪手だったかな。ともかく息子に後を託すしかあるまい。さらばだ」 初代当主Vandadに万歳! **続く [#na8cec16] -[[>>Khiva王 Maziar "敬虔なる者" 前編へ>>AAR/ぼくのかんがえたさいきょうのカレン家/Maziarの治世 前編]]
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[[AAR/ぼくのかんがえたさいきょうのカレン家]] *初代当主 Vandad "悪意ある者" の治世(867~881) [#we319396] **情勢分析 [#of20cc93] &ref(00_初代アイコン.png); 「というわけで始めていこう。私が初代当主のVandadだ。能力はご覧のとおり脳筋だ」 #ref(00_初代能力.png) &ref(00_初代アイコン.png); 「まぁ、サーマーン朝君主の能力の高低も重要だからな。要求が通るかどうかは運も大きいが、派閥パワー100%台の時はほとんどダメだった」 &ref(00_初代アイコン.png); 「序盤の動きがルーティンワーク化した所がある。王位獲得の野望を取り忘れているが、今思えば大して変わらないかな」 &ref(00_初代アイコン.png); 「次にサッファール朝君主の能力を見てみよう」 #ref(00_ヤアクーブ能力.png) &ref(00_初代アイコン.png); 「武力が高いのは前回紹介した通りだがな。これだけでも脅威なんだが……ちょっとこの戦術traitを、よく覚えていてくれ」 **1.暴君化 [#v96e3e59] &ref(00_初代アイコン.png); 「宣戦布告前にポチっとな」 #ref(01_粛清1.jpg) #ref(02_粛清2.jpg) &ref(00_初代アイコン.png); 「いわゆる北朝鮮モードだ。ちょっと解説入れるぞ」 ***北朝鮮モードとは [#qc4cede7] 男爵領や教会領、都市なども含めて全て当主の直轄地にする戦略です。今回は逮捕してからの追放による没収で、財産ごと奪っています。 &ref(00_初代アイコン.png); 「支配地多すぎによるオピニオンペナルティは、領地を持った部下にしか影響しない。領地が無ければそもそも反乱できない」 ペナルティとして超過分の領土からの税収は激減しますが、追放によって手に入る資金は結構な額があります。 今回は王位簒奪後の開幕追放ですので、1400程度しか溜まりませんでしたが。 &ref(00_初代アイコン.png); 「簒奪戦争なんか選択して時間適当に経過させれば、年あたり800程度は没収資産が増えるぞ(ゲス顔)」 また北朝鮮モードでずっとプレイする場合は、定期的に男爵や市長、司教のみを再雇用し、ほどよく肥えたところを逮捕追放すれば資金を回収できます。 オピニオンマイナスだろうが自分から反乱はしませんし、領地超過による税収ペナルティを間接的に回避できるようなものです。 &ref(00_初代アイコン.png); 「まるで養殖だな。北朝鮮、って名前をつけてヤツのセンスは半端ない」 &ref(00_初代アイコン.png); 「あとついでに法改正もやっておこう。このために元のゾロアスター伯爵達も追放したのだ」 &ref(02_法改正1.jpg); &ref(02_法改正2.jpg); ***逮捕の法則 [#hd64eef7] &ref(00_初代アイコン.png); 「ところで、だ。男爵級も合わせると数十人、逮捕時の反乱は一度もされていない」 &ref(00_初代アイコン.png); 「逮捕の成功率は基本的に元帥と密偵頭の能力、逮捕される者の武力等に影響される」 &ref(00_初代アイコン.png); 「だが城に住む貴族はどんなに高くても8割を超えることなんて稀なのだ。どうしたと思う?」 &ref(00_初代アイコン.png); 「逮捕失敗の結果は主君に対する反乱だ。だが封建関係の中では"直接"の主君にしか反抗できない」 &ref(00_初代アイコン.png); 「ちょうどサーマーン朝の前王が公爵級だったよな。一枚目のSSで今まさに追放しようとしてる間抜け面だ」 &ref(00_初代アイコン.png); 「こいつに、直轄地の男爵領も含めて全部封臣移動してやったわ(黒笑」 &ref(00_初代アイコン.png); 「後はこいつを逮捕する一回だけのギャンブルをして、部下を全員成功するまで逮捕連打、SS二枚目では追放連打というわけだ!」 **2.対サッファール朝/ターヒル朝戦 [#z83486e5] &ref(00_初代アイコン.png); 「北朝鮮モードのペナルティとして、動員兵力にも大幅な制限がかかる。だが、それは実はしばらくゲーム内日数が経過した後なのだ」 &ref(00_初代アイコン.png); 「だからこうなる」 #ref(03_第一次聖戦.jpg) &ref(00_初代アイコン.png); 「ふははは! この兵力ならヤアクーブの野郎も瞬殺だわ!」 この時はそう思っていました。 しかしイベント兵力8000を率いるのは敵当主ヤアクーブ。武力24に加え、良戦術traitを持っており、それを甘く見ていました。 #ref(03_第一次聖戦2.jpg) 13000で9000を攻撃して半壊し、あわてて東部戦線の兵力と合流させようとする図。 しかし合流後の12000で再度攻撃するも敗北し、戦勝点が35%から-64%にまで一気に減りました。 &ref(00_初代アイコン.png); 「結局傭兵を雇ってゴリ押しで削りきるしか無かったな。幸い、このイベント兵力がターヒル朝の領域占領を優先したので助かった」 &ref(00_初代アイコン.png); 「おそらくは技術差もあるのだろうな。だがイベント兵力を殲滅できた後は、地道に占領地を増やして逆転できたぞ」 #ref(03_第一次聖戦3.jpg) 序盤の占領点が無ければ普通に負けてました。筆者にとっても実は動員兵力25000は予想外で、調子に乗った結果がこれです。 サッファール朝のイベント兵力がターヒル朝の領地占領で消耗するのを待ってから襲うのが、やはり定石ではあるでしょう。 ヤアクーブが普通にやばいです。 #ref(03_第一次聖戦後.jpg) 苦戦したこともあり、戦いは5年かかりました。資金が尽きそうになっていますが、北朝鮮モードなので兵維持費がキツめなためです。 家令が4回ほどGJを出さなければ危なかったでしょう。 この間に側室を娶ったり、妹と結婚したり(ゾロアスター教の特徴)、第一子が生まれたり、当主の軍事能力がUPしたりしています。 ですがサッファール朝のイベント兵は殺しきり、動員力も400にまで落としました。 ターヒル朝の兵力はなるべく保護したため、もはやヤアクーブの才能をもってしてもターヒル朝は征服されないでしょう。 あと北朝鮮化のせいか、いつの間にか当主の異名が"The Wicked(悪意ある者)"になっていました……。 &ref(00_初代アイコン.png); 「とりあえず収入がキツいから、新占領地と合わせて一気に封土を行うぞ。ちなみにここでも小技を使う」 &ref(00_初代アイコン.png); 「その1、人物検索では実はtrait検索ができる!」 #ref(04_封土作業1.jpg) &ref(00_初代アイコン.png); 「その2、男爵領もセットで渡してopinion爆上げ! ゾロアスターは家族との近親結婚でさらにopinionアップ!」 &ref(00_初代アイコン.png); 「どういうことかというと、その分だけ戦争疲労に強いということでもある」 そして封土完了後がこんな感じ。 何人か配置した後、日数経過されれば彼らの宮廷にLowbornが補充されます。そこからcontent持ちまたは能力重視で封土して、内閣も優秀な者で固められます。 この時点で収入も増加し、月17になっています。北朝鮮の間に封建税smallを可決しておくのがポイントですね。 下の図はopinionマップですが、かつての暴君ぶりが信じられないほどの国家の結束ですね(笑 逮捕とか追放による暴君補正は、実は"その時点"での臣下にしか適用されません。 だから新しく入ってきた臣下は何も知らずに忠誠してくれます。やる時は一気に、が基本ですね。 #ref(04_封土作業2.jpg) **3.第二次ターヒル朝戦 [#v50c41ad] &ref(00_初代アイコン.png); 「次の獲物はアフガン地域のシャーヒー朝だ。スンニ派でインド宗教に囲まれている。南部のハバーリ朝も一応イスラムだが、インド侵略で忙しい」 &ref(00_初代アイコン.png); 「と思っていたのだが、ターヒル朝の当主が死んでいた。これを攻めない手は無い!」 この時点でカレン家の動員兵力は5000~6000ほど。 周辺勢力ではアッバース朝以外には勝てますが……さりげなくアッバース朝と隣接しているのが、上の図から分かるでしょうか? #ref(05_ターヒル戦.jpg) 実は大臣はずっとカリフとの関係改善に張り付かせていたのですが、 #ref(05_ターヒル戦2.jpg) 間の悪いことに13代カリフのムウタッズが若死にしたようで、後継カリフが参戦してきました。 アッバース朝の動員力は10000にも達するため、これは対抗不可能と判断し、即白紙講和しました。主力を万が一撃破されてからでは遅いですからね。 &ref(00_初代アイコン.png); 「この借りはいつか返す!(フラグ)」 **3.インド方面制圧 [#u70bc16c] 前回示した「戦う順番」を自分で破ったツケとも言えます。欲にかられてはいかんですね。 この後は当初の順番通り、アフガン方面のイスラム2国を制圧しました。 &ref(00_初代アイコン.png); 「その間にサッファール朝でゾロアスター教徒の反乱が成功したりしているぞ」 #ref(06_インド方面戦.jpg) &ref(00_初代アイコン.png); 「後に南部領地は取り返されるのだが、北部領地は聖戦で以前ターヒル朝から奪ったKhorasanのダジュール下だ」 &ref(00_初代アイコン.png); 「数年後には臣従させることに成功した」 &ref(00_初代アイコン.png); 「対ハバーリ戦だが、二つの意味がある。一つは当然ペルシア帝国のダジュール回復だ」 &ref(00_初代アイコン.png); 「もう一つが、こいつら放っておくとインド進出に成功して北インドがスンニ派化してしまうんだが、それを防ぐことだ」 &ref(00_初代アイコン.png); 「将来ジハードと戦う可能性も考えると、野戦軍の撃破に力を入れて、残り領地はインド国家が制圧できるようにしておくべきだ」 この間に待望の嫡男が誕生したり、妻が死んで天才の後妻を娶ったりしています。 ゾロアスター教やPagan系の宗教では側室を娶れるのですが、これはイスラムの第二夫人と異なり、牢獄の女性でも無理矢理にできます。 オピニオンが低くなりがちですが、占領地を増やしているうちにLowbornであっても有用なtraitを持つ女性が牢獄にいることも多く、また側室の交換も自由です。 目をつけた他家の娘が成人したのを忘れて他の男と結婚させられた、というトラブルにも遭いにくいので、個人的にはなかなか使い勝手が良いシステムですね。 &ref(00_初代アイコン.png); 「ただし貴族の娘を外交的に側室にするのはハードルが高い。ある種の侮辱と見なされている部分もあるのだろうな」 &ref(00_初代アイコン.png); 「だがこのシステム、他の使い方もある」 &ref(00_初代アイコン.png); 「さっき上で紹介したtrait検索と合わせると、側室にするという名目で宮廷に招きやすいのだ。その後側室から降ろせば良い」 普通に招く場合だと、滞在先の領主へのオピニオンが高いとinvite courtは通りません。しかし側室要請への了承は、その領主が出します。 従って普通の外交関係と同様に処理され、領主からのオピニオンが高ければ受諾されやすいので、優秀な女性を宮廷にかき集めやすいわけです。 &ref(00_初代アイコン.png); 「息子の将来の側室候補もこれで集められるぞ。ゾロアスタープレイでは近親結婚で配下のオピニオンを稼ぐことも多いから、側室は重要だ」 **4.対アッバース朝防衛戦 [#vcc17c59] &ref(00_初代アイコン.png); 「ハバーリ朝征服後に、ついに恐れていたことが起きた」 #ref(07_アッバース戦.jpg) &ref(00_初代アイコン.png); 「インド方面に宰相を派遣していたからな。だが隣接した以上、攻められるリスクは避けられないのだ」 &ref(00_初代アイコン.png); 「幸いなるかな、今回の敵のCBはGruganへの聖戦だ。負けても失うのは1プロビで済む上に10年の休戦協定まで得られる。ここは一勝負行くか!」 しかし傭兵部隊、常備軍がまだインド方面に残っていました。 集結される前に敵領地に侵入し、各個撃破と行きたかったのですが、上手くいきません。 #ref(07_アッバース戦2.jpg) &ref(00_初代アイコン.png); 「一応、小技を使って抵抗はしている。防衛戦の勝利条件は、係争地を占領されずに時間経過させることだ」 &ref(00_初代アイコン.png); 「だから少数の、敵から見たら"撃破できそうな手頃な"兵力を隣接プロビにうろうろさせる」 &ref(00_初代アイコン.png); 「するとそちらへ移動してくるわけだが、これによってGruganの占領をリセットさせるのだ。これで時間を稼いだ」 CK2のAIはなかなかいやらしく、こちらの移動を読んで即座に対応移動をしてきます。 例えば「追いかけっこ」でイライラさせられたプレイヤーも多いのではないでしょうか。その性質を逆手に取って切り抜けようとしました。 宰相をアッバース朝臣下の不満公爵に派遣して離間工作もしかけましたね。 しかし天はVandadにそれ以上の時間を与えることはしませんでした。開戦後1年経たずに、初代当主は病死します。(SS撮り忘れました) &ref(00_初代アイコン.png); 「時間が足りなかったか……。二回目のターヒル攻めが悪手だったかな。ともかく息子に後を託すしかあるまい。さらばだ」 初代当主Vandadに万歳! **続く [#na8cec16] -[[>>Khiva王 Maziar "敬虔なる者" 前編へ>>AAR/ぼくのかんがえたさいきょうのカレン家/Maziarの治世 前編]]
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