[[AAR/西アフリカから来た……誰?]] ▼イスマイール &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187678548_org.v1379577656.jpg); ** 前回のあらすじ [#c4ecdf77] http://kura1.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187366554_624.v1379230856.jpg 対アルモラヴィド戦という大仕事を終えた後に、46歳という若さでさっくり死んでしまった先代ティブ。 その後を受け継いだのは西アフリカ教徒だが、凡人に過ぎるイスマイールだった。 イスマイールは異教徒だらけのマリ王国でこの先生きのこれるのか? ck2の家臣どもは家臣としてもっとも大切な「信頼」に欠けています。 イスマイールの代では、そんな家臣どもに悩まされる予定です。 ** 現状確認(1140) [#f871802a] *** 原始宗教の回復者・イスマイール [#jceb091d] http://kura1.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187581853_624.v1379430350.jpg イスマイールさんのご尊顔。 代を追うごとに徐々に無能になっていっていますが、このままで大丈夫なんですかね? (6/3/0/5/3)と良い能力が無く、管理0という悲惨な数値。 ただ、良いところとして、西アフリカ宗教持ちです。 (ゲームプレイ的に考えれば、それも欠点でしかありませんが) | | 月収 | 最大兵力 |実動員数| |Almoravid征服|+20.05|22000人|12000人| |四代目即位時|+1.11|19000人|11000人| *** 一族はみんな異教徒 [#df8b3c41] http://kura1.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187581865_624.v1379430359.jpg 兄弟がかなりいます。 イスラムでは兄弟を自由に投獄することができたのでポンポン作りましたが、西アフリカ教ではそうはいきません。 もちろん、一族のほぼ全員が異教徒なのでこいつらとは仲が悪く、牢獄行きにするわけにもいかないので処分に困ります。 どうしよ・・・ *** 継承法の分裂 [#x5ae7639] http://kura3.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187581927_624.v1379430422.jpg いきなり当主が異教徒になったせいで、継承法も分裂しました。 イスラム教徒は強制的にイスラム継承法になるのですが、当主がイスラム教徒ではなくなったことで、メインの称号であったマリ王位が悪名高き分割相続(Gavelkind)に、戦争で得たモーリタニア王位がイスラム継承法(Agnatic Open)と分裂してしまいました。 イスラム教徒が宗旨変えした場合、メインの称号だけ継承法が変わるみたいですね。 継承問題は国の分裂がおきかねないために深刻ですが、イスラム継承法は土地を与えれば自由に後継者を指定できるので、対策は簡単です。 問題は分割相続(Gavelkind)の方で、宗教改革以前の異教はこれか末子相続の二択なので、早めに宗教改革をするか子供の数を上手く調整するかのどちらかが迫られます。 また、子供ができないまま早死されると、イスラム教徒の兄弟たちに土地が分配されてしまうので、継承法が変えられるようになるまで当主が死なないことを祈ります。 *** 目指せ、宗教改革! [#oe510f2a] http://kura1.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187581883_624.v1379430381.jpg 南の2領を除いて、みんな臣下は異教徒です。 「じゃ、まずは家臣の改宗からだな!」 と思ったそこのあなた、''外れッ…!'' &size(20){''大外れッ…!''}; 宗教改革以前の異教(Pagan)勢力は''他人に改宗を迫ることができません'' (ここ大事) http://kura2.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187581893_624.v1379430392.jpg 実母ですら改宗できません これが異教がカトリックや正教徒に飲み込まれていく原因です。 カトリック信者や正教徒、イスラム教徒が異教の勢力に入り込んだら、決して消えることがなく、ウイルスのように蔓延っていくのです。 (あぁ、恐ろしい) そのため、異教勢力がまともに宗教としてメジャー宗教に対抗しようとするとき、宗教改革は必須です。 しかし、現在の西アフリカ教が宗教改革するには高い壁がそびえています。 http://kura3.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187581914_624.v1379430412.jpg 宗教改革の条件 1.宗教的権威50.0 2.信仰心750 3.聖地3ヶ所の支配 http://kura3.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187581904_624.v1379430402.jpg 1.の宗教的権威については、現在の西アフリカ教は条件を満たしていません。 何故なら、西アフリカの聖地5ヶ所のうち4ヶ所を手中に治めていますが、いままでイスラム教徒だったので、直接の支配者はイスラム教徒だからです。 そのため、宗教的権威が''20.0''(間接的な支配5%*4)しか稼げておらず、宗教改革に必要な''50.0''はありません。 この点は、後の異教徒の家臣の粛清と並行して、聖地の人間を西アフリカ教徒に置き換えていけば解決するでしょう。 問題は2の信仰心750です。 信仰心750はラマダンや寄付などの信仰心イベントに恵まれたイスラム教の教徒であり、大きな異端勢力を粉砕した先代がようやく達成したような数値です。 とりたてて優遇イベントがない西アフリカ教で信仰心を獲得するには、やはり聖戦を行うしかなく、内部の粛清が落ち着いたら信仰心稼ぎにあちこちに喧嘩を売ることになるでしょう。 ** 領主の大粛清が始まる(1140~) [#v2f8efa3] http://kura3.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187677074_org.v1379576190.jpg →裏切り者に粛清を! ..残忍な粛清は必要ない さて、何はともあれ、問題は内側の異教徒です。 彼らを何とかしないことには何もできませんし、何もしなくともあちらから襲ってきます。 CK2では、王権の強さが中程度(Medium)以上であると異教徒の称号剥奪がペナルティ無しで行えます。 (ただし、王権がHighでないと、請求権無しの伯爵位剥奪には名声に&color(red){-50};)のペナルティがつくので大規模な粛清はできません。) これを利用し、臣下が裏切り者かそうでないかを見極めていきます。 判定方法は非常にシンプルで、寛大なるイスマイールは主君としては家臣を大いに''信頼''していますので、その信頼に応え称号をすべて剥奪して何も言わなければ忠実な家臣、信頼を裏切って称号の剥奪に対して反乱を起こせばカスにも劣る裏切り者です。 宗教改革が当面不可能で、当主の宗教への改宗を臣下に迫ることが無理な以上、命令に従わない異教徒の臣下には消えてもらうしかありません。 まずは異教徒で異端の旧アルモラヴィド朝の地域、現モーリタニア王国の地域から着手していきます。 *** 粛清の始まりは唐突に(1140~) [#ea8ced9d] http://kura2.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187677086_624.v1379576201.jpg オレンジが異教徒の領主が存在する地域。直轄以外、モーリタニア王国のほぼ全部。 モーリタニア王位はこれまでの統治者により、王権は中程度(Medium)まで上げられているので、これを王権を高度(Hight)に引き上げて、ペナルティ無しで称号剥奪ができるようにしてから、称号剥奪を始めます。 なお、高度に引き上げる際、賛成してくれる臣下が少なく不成立が見込まれたので、手元にある名誉称号すべてをバラ撒きました。 そして、成立とほぼ同時に家臣の一人からお手紙来たよ。 http://kura2.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187677099_624.v1379576212.jpg 死ね、異教徒!(意訳) 旧アルモラヴィド朝の家臣であったフェス首長(公爵)が、異教徒の主君をイスラム教徒の兄弟に挿げ替えようと内乱を起こしました。 もともと、異教徒であるためかなり険悪だったのですが王権を引き上げたことで限界点に達したようです。 どちらにせよ潰す予定の家臣だったので粛清を始めるまえに単独で反乱してくれるのは好都合です。 全軍を徴集して潰そうとした矢先… http://kura3.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187677110_624.v1379576223.jpg また別の反乱が発生しました。 やはり、異教徒は裏切り者だな後で始末してやる、と思いポーズを解除すると…。 http://kura2.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187677126_624.v1379576235.jpg &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187678828_org.v1379577922.jpg);おい待て家臣ども。後でゆっくり相手してやるから少し待て。 http://kura3.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187677138_624.v1379576247.jpg http://kura3.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187677161_624.v1379576270.jpg どんどん広がっていくイスラム教徒の反乱の輪 親族まで裏切り、進軍中の兵がどんどん消えていき、敵に。 結果、モーリタニア王国内のイスラム教徒全てが裏切りました。 http://kura2.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187679084_624.v1379578135.jpg *** 聖母ナビラの右手(1141~) [#e5eb29de] 前に書いた通り、マリ王国に比べてモーリタニア王国内は豊かで、そのなかでも豊かな領地を直轄地として押さえていることを考えても、主君の軍と反乱軍は互角の情勢に。 http://kura2.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187677186_624.v1379578538.jpg http://kura1.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187677196_624.v1379576305.jpg 金銭を投じて傭兵を雇い一度は敵の主力の撃破に成功するも、相手も傭兵を雇ってこちらの主力と激突。 ギリギリのところで敗戦を喫し、軍の再編成を余儀なくされる。 この後、押したり引いたりを繰り返し、情勢はどちらが勝ってもおかしくない状況に。 http://kura1.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187677207_624.v1379578855.jpg http://kura1.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187677242_624.v1379576340.jpg 1142年、軍を再編成。11000の軍勢を相手の主力7400に激突したその時、 http://kura1.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187677258_624.v1379576351.jpg いきなり戦争が終わりました。 反乱軍が王位に据えたがっていた人物(ママディー)が23歳の若さで''事故死''して、大義名分をなくして強制停戦。 死んだ彼はイスマイールの腹違いの兄弟で、子供が無いイスマイールの暫定的な後継者で当然イスラム教徒だったのでイスラム教徒の反乱軍に担ぎ上げられていました。 ''いきなり戦争が終わりました。'' 実は戦争以前より母(実母)が彼を暗殺しようと企んでいて、ちょうど継承戦争で内乱中に母親の暗殺が成功したわけです。 反乱軍が王位に据えたがっていた人物(ママディー)が23歳の若さで''事故死''して、大義名分をなくして強制停戦です。 死んだ彼はイスマイールの腹違いの兄弟で、子供が無いイスマイールの暫定的な後継者で当然イスラム教徒だったのでイスラム教徒の反乱軍に担ぎ上げられていましたが、戦争以前より母(実母)が彼を暗殺しようと企んでいて、ちょうど継承戦争で内乱中に母親の暗殺が成功したわけです。 これにより反乱側の傭兵たちも強制的に解散させられ、相手の懐に多大なダメージを与えました。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187678828_org.v1379577922.jpg); ありがとう、母ちゃん!この恩は一生忘れない! 子供の内戦を母親が暗殺で治めるとはなんと感動的な話でしょう! 彼女の聖なる手は子らを救っただけでなく、数多くの命を救ったのです! ''母の愛は何よりも強し!'' http://kura3.photozou.jp/pub/119/3041119/photo/187677269_624.v1379576362.jpg 聖なる御手(暗殺)によって愚かな内戦を治めた聖母ナビラ ちなみに、母ナビラは密偵長(Spymaster)でもある。 もちろん、相手は主君が嫌いなので大義名分として主君の兄弟を担ぎ上げたに過ぎません。 これが終わっても異教徒どもは別のイスラム教徒の兄弟を担ぎ上げ、再び反乱を起こすでしょう。 再び反乱を起こされる前に、異教徒全員に''領地没収''のお手紙を送ります。 ほとんど成功しないのですが、成功すればもうけもの。 粛清の行方はどうなるか、以下次回。 TIME:"2013-09-19 (木) 17:55:31"