[[AAR/ペルシア奮闘記]]

**はじめに [#y7685a5d]

&ref(FarhadⅡ少年.jpg); 7代目当主のFarhadです。父が急死したため後を継ぎました。

&ref(Shahab.jpg); 宰相を務めるHeart伯のShahabです。前回Bavandid本家公爵位返り咲き時に新たに伯爵に任命されたゾロアスター教のものです。

&ref(FarhadⅡ少年.jpg); ねえ、Shahabさん。ここ最近未成年の代替わりが多くない?

&ref(Shahab.jpg); あなたの叔父上の代からもう3代も未成年で後を継いでいますな。

&ref(FarhadⅡ少年.jpg); 何か嫌な法則ができあがっちゃってるね

&ref(Shahab.jpg); ここ数代、短命の不運な方が多いですな

&ref(FarhadⅡ少年.jpg); そういえばShahabさんはどうして僕へのopinionが低いの?僕のこと嫌いなの?

&ref(Shahab.jpg); 代替わりしてすぐですし、私はゾロアスター教、殿下はスンニ派と宗教が異なりますからな。

&ref(FarhadⅡ少年.jpg); 僕のこと嫌いな人と仲良くしたくないんだけど

&ref(Shahab.jpg); これはゲームの仕様ですので仕方ないでしょ。表面的にはopinionが低いですが、殿下に対する内なる忠誠心では誰にも負けはしませんよ!

&ref(FarhadⅡ少年.jpg); 口でなら何とでも言えるよ

&ref(Shahab.jpg); …信用していただけないのですか?

&ref(FarhadⅡ少年.jpg); ちょっと信じられないな。信じてほしいなら行動で示してよ!

&ref(Shahab.jpg); ……


**ペルシア帝国再興す! [#uabae6e4]

&ref(Shahab.jpg); 大変なことに今更気づきました

&ref(FarhadⅡ少年.jpg); 大変なことってなに?

&ref(Shahab.jpg); 画像を見てください

#ref(ペルシア帝国創設.jpg)

&ref(FarhadⅡ少年.jpg); あ…

&ref(Shahab.jpg); 西暦990年にSaffaridの王がペルシア帝位を創設していました…

&ref(FarhadⅡ少年.jpg); 990年ってまだお父さんの代の時だよね?何でこの重大なことに気付かなかったの?直臣なのに帝位創設の通達すら来ないくらい冷遇されてるの?それともShahabさんの目は節穴なの?

&ref(Shahab.jpg); 通達は来たんですけど、その当時はTabristan公爵位奪還戦が終盤に差し掛かっており忙しく、見落としてたんですよ

&ref(FarhadⅡ少年.jpg); 言い訳はしないでよ

&ref(Shahab.jpg); ……。とにかくペルシア帝国は再興されたわけですな。お祝いでもしますか?

&ref(FarhadⅡ少年.jpg); 祝うわけないでしょ!あのペルシア帝国はパチもんだよ!Bavandid家によってつくられるペルシア帝国こそが正しくきれいなペルシア帝国だからね!

&ref(Shahab.jpg); ……


**親政開始 [#g618cd2a]

西暦1001年。Farhadは無事に成人し親政を開始した。

&ref(FarhadⅡ.jpg); 皆の者、今までご苦労であった。これからもよろしく頼む。

&ref(Shahab.jpg); ははーっ

&ref(FarhadⅡ.jpg); 思えば、余が成人するまで色々なことがあったな。

&ref(Shahab.jpg); 家臣の反乱を鎮圧したり、主家がインドのPratihara朝に攻められたりと色々ありましたな。

&ref(FarhadⅡ.jpg); Pratihara朝は結局退けられたけどな。本当に不甲斐ない。

&ref(Shahab.jpg); シーッ!どこで皇帝の間者が聞き耳をたてているかわかりませんよ。色々ありましたけど一番うれしかったのはこの出来事ですなあ

#ref(Heart改宗.jpg)

&ref(Shahab.jpg); ゾロアスターの信仰を取り戻す土地がでてきたのは本当に喜ばしい限りです

&ref(FarhadⅡ.jpg); Shahabさんの領地じゃん。何?自慢?

&ref(Shahab.jpg); 自慢などしていませんよ。ところで殿下はいつゾロアスター教に改宗されるのですかな?

&ref(FarhadⅡ.jpg); 今改宗しても主君とのopinion悪化でまた爵位を剥奪されるだけだからさあ…。何事もタイミングが大事なんよ。そもそも独立してないから改宗できないし。

&ref(Shahab.jpg); そんなこと言って時期の訪れないままゲーム終了を迎えることのないようにしてくださいよ

&ref(FarhadⅡ.jpg); プレイヤーによく言っとくわ

#ref(FarhadⅡステータス.jpg)
 成人したFarhad。父親譲りで外交能力が高い。


**拡張の日々 [#gd6d487e]

&ref(FarhadⅡ.jpg); よし!ペルシア帝国再興のためには力をつけなければな!まずは領土を増やして勢力を広げよう!

&ref(Shahab.jpg); 王権が中のため国内での拡張は厳しいですがどうするのです?

&ref(FarhadⅡ.jpg); 外に決まってるでしょ。近くに喰い時の弱小国家がたくさんあるじゃないですか!

&ref(Shahab.jpg); なるほど。アッバース帝国の崩壊は我々にとって正に天佑でしたな。

西暦1002年2月8日。Bavandid家は対外拡張戦争を開始する。

#ref(Al-Sharabi宣戦.jpg)

&ref(FarhadⅡ.jpg); まずは隣のAl-Sharabi公爵からだ!同盟相手も援軍には来ないみたいだし楽勝だな!

Al-Sharabi戦自体は順調に推移し、3年後にはBavandid家にTabrizの宗主権を明け渡すことで講和が結ばれる。

#ref(Zahhakの戦い.jpg)

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#ref(講和結ぶ.jpg)

出だしは幸先良いものとなった。また、戦の終結直後に長男が誕生した。

#ref(長男誕生.jpg)

この長男の誕生にFarhadは大層喜び、自分の父と同じGosthtasbと名付けた。

&ref(Shahab.jpg); ご嫡男誕生、おめでとうございます。

&ref(FarhadⅡ.jpg); ありがとう。本当にうれしい!

&ref(Shahab.jpg); こんなにお喜びの殿下を見たのは初めてですな

&ref(FarhadⅡ.jpg); 子は宝だからな!余はたくさん子供を作りたい!

&ref(Shahab.jpg); はあ左様ですか。

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西暦1007年6月、1人の男が世を去った。

#ref(セルジューク死す.jpg)

&ref(Shahab.jpg); ペルシア帝国武官長セルジューク氏がお亡くなりになられたそうです。

&ref(FarhadⅡ.jpg); そうか…。余は何度かお会いしたことがあるがとても優れた良いお方であったことを覚えている。

&ref(Rostamの妻.jpg); セルジュークが死んだって?

&ref(FarhadⅡ.jpg); お祖母様!

&ref(Shahab.jpg); これはこれは久方ぶりのお出ましで。

&ref(Rostamの妻.jpg); あなたたちはセルジュークの若きころを知らないわよね?

&ref(FarhadⅡ.jpg); あの武人の若いころですか、興味がありますね。きっとペルシアのために陣頭に立って各地の戦を戦われたのでしょうなあ。是非お聞かせください。

&ref(Rostamの妻.jpg); セルジュークはね、かつてペルシアを侵略しようとしたのよ

&ref(FarhadⅡ.jpg); はははまさか

&ref(Shahab.jpg); あのペルシアの至宝とまで呼ばれた高潔な名将がそんなわけないでしょう、失礼ながら何かお勘違いをされているのでは?

&ref(Rostamの妻.jpg); (もうあの頃のことを知っている者はほとんどいないのね…。私も年を取ったものね。)

&ref(Rostamの妻.jpg); (1つの時代が終わったってことかしら…。)

40年前ペルシアを侵略しようとした1人の男は、敗れたことで改心し、以後は忠実な将軍としてSaffarid家に仕えた。
ペルシアの将軍として各地を転戦した彼は、「ペルシアの至宝」と称され、近隣諸国に恐れられた。
武人たちの指導も積極的に行い、弟子たちからは父のように慕われた。
その姿は、ペルシアを侵略しようと意気軒昂であった野心あふれる前半生とは全くの別人であったという。
享年65。運命が変わっていれば巨大な帝国を築き上げていたかもしれない1人の武人はひっそりと世を去った。
その死に顔はとても安らかで、満足気であったという。

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&ref(Shahab.jpg); イイハナシダナー

&ref(FarhadⅡ.jpg); これじゃあまるでセルジュークが主人公みたいじゃないか…

&ref(Shahab.jpg); もうそれでいいんじゃないですか?

&ref(FarhadⅡ.jpg); よくない!こうなったら早急に次の拡張戦争を行い、主人公としての威厳を見せつけなければ…

&ref(Shahab.jpg); 次はどこを攻めるのですか?

&ref(FarhadⅡ.jpg); Tigris公爵だ

&ref(Shahab.jpg); Tigris公爵ですか!?彼はアッバースの血族ですぞ。落ちぶれたとはいえ、アッバース家が張り巡らしてきた血縁ネットワークは健在です。宣戦布告したら大量のアッバース領主が敵方で参戦して不利なのでは?

&ref(FarhadⅡ.jpg); それでもやらねばなるまい。勝って、アッバースの時代は完全に終わったのだということを天下に示さねば!!

&ref(Shahab.jpg); はあ…左様ですか…。

西暦1007年10月。FarhadはKurudistanの宗主権を主張し、Tigris公爵に宣戦布告した。
多くのアッバース家の領主が敵方で参戦し、激戦が予想された。

#ref(Tigris宣戦.jpg)

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#ref(Samarraの戦い.jpg)


**突然の悲劇 [#ue4ceed7]

&ref(Manushihr.jpg); あのさーちょっといい?

&ref(FarhadⅡ.jpg); 何、君は?今戦中で忙しいんだけど

&ref(Manushihr.jpg); way of lifeってDLC導入したじゃん?

&ref(FarhadⅡ.jpg); ああ、そうだね。非常に素晴らしいDLCだと思うよ。

&ref(Manushihr.jpg); で、俺は陰謀のfocusを選択したんだけどさー折角だからこのfocusを楽しみたいじゃん?

&ref(FarhadⅡ.jpg); そうですか、勝手に楽しんでください

&ref(Manushihr.jpg); このFocusを選ぶと暗殺とかできるわけよ

&ref(FarhadⅡ.jpg); はあ…?

&ref(Manushihr.jpg); 突然で悪いけど、あんたを暗殺するよ

&ref(FarhadⅡ.jpg); へ!?

#ref(7代目交代.jpg)

西暦1008年7月14日。Tigris公戦の最中、FarhadはYazd伯爵Manushihrの手のものによって暗殺された。
なぜ、Yazd伯爵がこのような凶行に出たのかは定かではない。
一説によるとBavandid家の勢力伸長を警戒した皇帝の差し金だったのではないかと言われているが、それだけが理由ではないだろう。
この事件の背後には我々後世の人間にはうかがい知ることのできない複雑な人間ドラマがあったのではないか。妄想は尽きない。
Tabristan公Farhad,享年23。後は長男Gosthtasbが継いだ。

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&ref(Shahab.jpg); また幼君か…

TIME:"2015-04-13 (月) 19:09:43"

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