[[AAR/ペルシア奮闘記]]

**はじめに [#xc67ba81]

&ref(Shahruz.jpg); 5代目の当主のShahruzです。

&ref(Rostamの妻.jpg); その母です。前回、先代の相手役をしました。

&ref(Shahruz.jpg); お母さん、まだ僕子供だから領主なんて務まらないよー

&ref(Rostamの妻.jpg); 安心して。あなたが成人するまでは私が摂政として代わりを務めますからね

&ref(Shahruz.jpg); 前回お父さんの活躍で領地が広がったんだよね?

&ref(Rostamの妻.jpg); ええそうよ。これでBavandid家は4州を治める、伯爵としてはかなりの勢力になったわ

&ref(Shahruz.jpg); 領地増えたのはいいんだけど、何か直接管理できる領地数をオーバーしているみたいだけど大丈夫なの・

&ref(Rostamの妻.jpg); あなたは心配することは無いわ。それよりもたくさん勉強して立派な大人になりなさいね

&ref(Shahruz.jpg); うん!僕、お父さんみたいな立派な領主になるよ!

#ref(Bavandid家勢力.jpg)
 赤枠で囲ったところがBavandid家の現在の領地。非常に飛び地である…。


**終わりは突然に [#z8ea6064]

その日Shahruzは廷臣に誘われて、狩りに出ていた。

&ref(Shahruz.jpg); 狩りは武人のたしなみらしいね。僕も今から経験して成人したらみんなを驚かせないと

&ref(Shahruz.jpg); あれ?あの人、矢を僕に向けてる…?

#ref(Shahruz暗殺.jpg)

#br

#ref(代替わりその2.jpg)

Shahruzは後を継いでわずか2年で何者かによって暗殺された。
幼き頃より才能の片鱗を見せ、将来を嘱望されていたこの少年領主の死を、誰もが惜しんだという。
後は弟のGoshtasbが継いだ。

#br

&ref(Rostamの妻.jpg); うそでしょ…

&ref(Shahruz.jpg); お母さん、僕もう出番終わりなの?もっと出たいよぉ!!

&ref(Rostamの妻.jpg); うるさい!仕方ないでしょあなたは死んだの!死人は黙ってなさい!!

&ref(Shahruz.jpg); わーん

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かくして何も始まらないままShahruzの時代は終わった。
尺が余り過ぎたので当時の世界情勢ついてとても簡単な紹介をしたいと思います…。
尺が余り過ぎたので当時の世界情勢ついて簡単な紹介をしたいと思います…。

**当時のの世界情勢 [#c9e16392]

・ブリテン島
#ref(ブリテン島.jpg)

イングランド王国が成立している。このイングランド王国は侵略者であるバイキングによってつくられた国家である。
この当時、ブリテン島のキリスト教勢力は追いつめられており、バイキングがブリタニアを統一しそうな勢いであった。

#ref(イングランド王.jpg)
 イングランド王国初代王Sigfrio。偉大なる征服者。 

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・イベリア半島
#ref(イベリア.jpg)

ウマイヤ朝がモーレタニアを征服している以外はあまり情勢は初期と変わってない。
アラゴン王国が成立しているのが目を引くぐらいだろうか。

#ref(アラゴン王.jpg)
 アラゴン王国初代王Bernard。トゥールズ公からここまで一代で成り上がった。

#br

・西欧
#ref(西ヨーロッパ.jpg)

初期の勢力とほとんど変化は無く、いくつものカロリング家の王国に分裂したままだ。
しかし、この時イタリア王位はカロリング家の手からトスカーナ公であったBonifazi家の手へと渡っている。

#ref(イタリア王.jpg)
 Bonifazi朝イタリア王国初代王Berardo、イタリア人によるイタリア王国を実現させた民族的英雄。

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・東欧
#ref(東ヨーロッパ.jpg)

ハンガリーにマジャール王国が成立していることと、東ローマ帝国がアッバース朝によってアナトリア半島の東半分を失っているのが目を引く。

#br

・北欧
#ref(北欧.jpg)

スウェーデン王国が成立しており、スカンディナビア半島を統一しそうな勢いである。
ちなみにスウェーデン王国を建国したのは、初期ではスカンディナビア南部の1族長に過ぎなかったStyr家であった。

#ref(スウェーデン王.jpg)
 スウェーデン王国初代王Guofrio。一代でスウェーデン王国を建国し、スカンディナビア統一に最も近付いた北欧世界の巨人。 

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・中央アジア
#ref(中央アジア.jpg)

大クマン王国が成立している。改革したテングリ教の守護者的な存在にある。
面積的な意味での勢力の大きさならトップだろうか。
しかし、勢力の大きさの割に動員できる兵力は乏しく、そこまでの脅威になってはいない。


#ref(クマン王.jpg)
 クマン王国初代ハーンBator。草原の覇者。配下からは冷酷な人物として恐れられていた。

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・中東
#ref(中東.jpg)

アッバース朝がかなり勢力を伸ばしてきている。かつての栄光を取り戻すことはできるのだろうか。

#ref(アッバースカリフ.jpg)
 アッバース朝当代のカリフZeyd。アッバース帝国の勢力をここまで盛り返した偉大なカリフ。策謀を好んで用いたという。

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・インド
#ref(インド.jpg)

戦国時代の様相を呈しており、各国が統一のためにしのぎを削っている。
Saffarid朝の宿敵,Pratihara朝が統一レースでは一歩リードしているか。

#ref(インド王.jpg)
 Pratihara朝当代の王Bhoja。その生涯はSaffarid朝との戦にささげられた。

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これ以外でも西アフリカではマリ王国が成立していたり、エチオピアではアビシニア王国が勢力を伸ばしており、各地に地域を統一する大国が生まれつつあるというのが現状である。
現状ムスリム勢力が他宗教の勢力に対し一歩抜きんでている。
この状況がこれから変化していくのだろうか。
そしてBavandid家の未来は…?



[[AAR/ペルシア奮闘記/第6話 Goshtasb]] に続く

TIME:"2015-04-05 (日) 19:56:15"

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