[[サラセン人を飲み込む蛇>AAR/サラセン人を飲み込む蛇]]

*序章 [#x74eeb24]
''' 今やフランス軍の侵攻によりあたかも突然の嵐のごとく、すべてのものが無秩序にひっくり返され、イタリアの統一は粉砕され、かつては諸国が共有していた思考も配慮も砕け散った。――イタリア戦争について グィッチャルディーニ『フィレンツェ史』'''

**本AARの目的 [#g8ab803d]

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);どうもサラセン人を飲み込む蛇です。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);どうも蛇に飲み込まれるサラセン人です。

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);ところで北イタリアは統一されるべきだ!

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);いきなりですね。

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);ともかくイタリア戦争の悪夢はたくさんなんだ!

http://art1.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205393230_org.png
 1276年時点でのイタリア半島
 シャルル・ダンジューのシチリア王国と神聖ローマ帝国によって分割され
 他には教皇領といくつかの共和国を含む独立国が点在している

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);よって1276年のミラノのヴィスコンティ家でプレイして、ロンバルディア王国を建設するのを目的とする。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);EUでやれよ感がなくもないですね。

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);もってないからしょうがない。

http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391733_org.jpg 
 バニラにおけるイタリアとHIPにおけるイタリア
 文化と王号が細分化されていることが分かる

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);バニラのイタリア王号とHIPのロンバルディア王号の違いを教えてください!

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);名前が違う。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);そんくらい言われなくても分かるんだよなぁ……。

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);あとサルディーニャ島とコルシカ島及びチロル、そして教皇領が領域から外されている。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);じゃあバニラより王号の獲得は簡単なんですかね?

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);教皇領にちょっかい掛ける必要が無いという意味ではそうだな。でもHIPはマップが細分化されている。

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);だからイタリア王国が33プロビだったのに比べ、ロンバルディア王国は39プロビに増えているんだ。

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);あとイタリア文化も細分化されてるから、イタリア半島内でも封臣にopinionペナルティが付く場合がある。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);つまり単純な比較はできないということですね。

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);そうなるな。

**北イタリア 傾向と対策 [#t8954ec3]
&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);ただいずれにせよロンバルディア王号獲得は簡単すぎるんだ。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);なぜですか?仮にも神聖ローマ皇帝を相手に王号をはぎ取るんですよね?

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);いや神聖ローマ皇帝はロンバルディア王位を持っていない。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);は?

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);そもそも皇帝はブルグント王位もドイツ王位も持っていないぞ。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);えー!?

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);パラドはハインリヒ2世をもって、三王権が帝権に一元化されたと考えているようだ。

http://art8.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205415693_org.jpg
 ロンバルディア王はハインリヒ2世が最後

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);でも北イタリアの過半は皇帝に臣従してるんだから、そのうち王号を創設するんじゃないでしょうか?

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);いや何回かテストプレイしてみたんだが、皇帝が王号を創設したケースはゼロだった。

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);ボヘミア王が皇帝になった時にはボヘミア王号を解消してすらいた。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);王号を持たないようにするAIでもついてるんでしょうか?

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);HIPのAIなのかバニラのAIなのかは不明だが、その可能性はある。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);でもいずれにせよ帝国の領土を切り取ったり、シチリア王国や諸共和国と敵対する必要はあるのでは?

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);いやない。

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);そもそもたいていの場合神聖ローマ帝国は北イタリアを維持できない。

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);そして諸共和国を征服せずとも、小国をつまみ食いすれば王号獲得のためのプロビ数は稼げてしまう。

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);その過程で相手にするのはせいぜい5プロビ国家(サヴォワ伯国とか)にすぎん。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);なるほどー。

http://art6.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391737_org.jpg
 帝国に臣従or北イタリア諸邦が独立状態なら強国の領土を切り取る必要が無い!

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);そこで以下のプレイヤールールを導入してみたい。

-1:王号創設時にフィレンツェを所有していなければならない
-2:王号創設時に教皇あるいは対立教皇を擁立していなければならない
-3:王号創設時に外国勢力が北イタリアに領土を持っていてはならない
-4:王号創設時に独立していなければならない

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);なんですかこれ。

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);このくらいの条件をつけなくちゃ神聖ローマ皇帝以外がロンバルディア王に就くのを想像できないんだ…。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);難易度調整のためというより脳内補完の問題ですか。

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);難易度だけならDifficultyあげろよって話だからな。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);それはいいとして、なぜ数ある北イタリア諸侯の中からヴィスコンティ家が選ばれたんですか?

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);ジャン・ガレアッツォの事績を汲んでということでは?ロンバルディアの鉄王冠はミラノにあったしな。

&ref(http://art1.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387289_org.jpg);それだけではありません!

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);わ

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);誰ですかあなた。

&ref(http://art1.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387289_org.jpg);ミラノ大司教オットーネ・ヴィスコンティといいます。史実ではヴィスコンティ家の初代シニョーレ(僭主)です。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);聖職者なのに僭主とかw

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);なに北イタリアではよくあることさ。

&ref(http://art1.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387289_org.jpg);次の画像の左上、ロンバルディア王国の紋章を見てみてください。

http://art6.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205392561_org.jpg

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);あっ

&ref(http://art2.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205391173_org.png);ヴィスコンティ家の紋章であるビショーネがもろに入ってる……。

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);というかこれほぼ後のミラノ公国旗じゃないですか!

&ref(http://art1.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387289_org.jpg);つまり北イタリアはヴィスコンティ家のDe jure領域であるという、

&ref(http://art1.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387289_org.jpg);パラドからの隠されたメッセージだったんだよ!!!

&ref(http://art4.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387285_org.jpg);ふーん。

&ref(http://art1.photozou.jp/pub/822/3106822/photo/205387289_org.jpg);リアクション薄いなぁ……。

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TIME:"2014-06-18 (水) 01:18:46"

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