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Jerusalem (Kingdom): The Chronicles of the Golden Cross Redux by AlexanderPrimus Dynasty: Anjou/Plantagenet Start Date: 31st of December, 1179 (Custom) AAR Started: 18th of February, 2012 AAR Style: Gameplay/History Book Game Version: Crusader Kings II
2008年に上梓したかつてのAAR、「グランドクロス・クロニクル*1」をここで再びこのフォーラムに集っている幾人かの人々の前で再現しようと思う。 この聖地をめぐる戦争と陰謀の物語で、わたしは、ギィ・ド・ルシニャンと彼の妻シビルの治世のあいだにこの王国が絶え間なく悪い状況に陥っていたことを示そうとした。 ハッチンの戦いのあとの総崩れと、王国の終焉をなんとか食い止めようというすべての空しい試みがそれである。 この物語では、ギィと彼の家族が繰り広げた失政につぐ失政のなかでの、政治的な中傷やあさましい家族愛などが語られた。 そこで王国は、王たちの無能にもかかわらず生き延びることができたし、繁栄しさえもした。
しかし今度はそれとは別の物語だ。
この物語は1179年12月31日からはじまる。
なぜ、とあなたは問うだろう。 簡単なことだ。この日はCK2でイェルサレムのシビルが未婚の女性である最後の日だから*2。 現実世界では、シビルは封臣たちの不満を押しきる形で1180年の復活祭にギィ・ド・ルジニャンと結婚している。 ギィはイェルサレム王国にとってまぎれもない災厄であった。彼はサラーフ・アッディーンの軍隊の前にイェルサレムを失陥し、みじめに亡命していった。
わたしは、こうした世界とは異なる物語を紡ごうと思う。 ギィ・ド・ルシニャンという重石をのぞけば、イェルサレム王国はどのような歴史になっただろうか、ということを語ろうと思う。
これは、シビル女王がどのようにしてイェルサレム王国の旗をまもったかの物語だ。
わたしはこの物語を、「グランドクロス・クロニクル」(The Chronicles of the Golden Cross Redux)と命名する。
ボードワン4世(在位1174-1182)
リチャード1世とシビル1世(在位1182-)