AAR/武田戦記
(908~909)
当主就任 908年
†
武田家六代目 信尚じゃ

就任、お祝い申し上げます


お祝い申し上げます
先帝より引継ぎし領土をさらに拡大するぞ
当面は神聖ローマ帝国のカーリング家との戦に朕みずから出陣する
おそれながらカロリング家にございまする
残念だ、カーリング好きの一族かと思ったのに
ネタでございますよね?
もちろんだ (すいませんカーリング家と思ってました)
では出陣中は、いつもどおり、それがしが国政をしきりましょう
そなたはボケ出しておるから無理だ
ならば、わらわしかおらぬでしょう
母上。
先代の正室で当代の母、この国の皇太后だからな

.....(正室じゃねえだろ、元だろ)
では母上、留守を頼みましたぞ!
偉大なる皇帝の吉報を待っておりますぞ
六代目の出陣後
先代がわらわ以外に産ませた子供や女達を皆殺しにしてやる!
こうして皇太后の連日の処刑が始まった
神殿にて
やはりおかしい!先代の側室最高位の淑嬪 崔氏(スクピンチェシ)様に言わねば!
淑嬪 崔氏(スクピンチェシ)の邸宅
失礼します、ゾロアスター教の神官長です
神官長様何ようですか
神官長が言うには、先代のシャオシュヤントは人相、星の生まれ
すべてにおいて100歳を超えるまで生き、天下を統一する運命にあった。
それが63歳でなくなった理由は一つ暗殺されたのである、シャオシュヤントを殺せるのは
その運命を共にする伴侶のみ、すなわち皇太后が暗殺したのだと。
また先々代が欠史皇帝のため証拠がないが、人相などから本来の皇太后は
現皇太后の姉であり、邪術により運命を変えたと確信していると。
ならば皇太后が先帝を殺めたと!
そう確信しております。
なぜ私の元に、私には何の力もありません
天乙 貴人(チョヌルキイン)の相の持ち主だからです
(天乙貴人=このうえない吉星らしい。)
私がですか
あなたの子孫はあなたの天運を引き継ぎ、皇帝となるでしょう
そんな恐れ多い、現皇帝には既に多くの皇子がおります
その運命を受け入れないなら、皇太后により残らず殺されるでしょう
........
私の役目は終わりました、それでは失礼します。
お待ちください、本来は皇后になられたという、皇太后の姉にも説明を!
しかし....
あの方のお力が必要なのです。
皇太后の姉の邸宅
神官長まことですか!
はい、そう確信しております。
証拠はないのですな
別の証拠があります
それは?
あなた様が陛下との間にもうけた子は4人でしたね
大きな声では言えませんが、そうです
その長子を陛下は次期皇帝にされようとしたのは御存知ですね
もちろんです。先帝によく似たすぐれた子でしたから。
12歳のおり、亡くなられたのは、皇太后が暗殺したのです
まさか! そんな馬鹿な
皇太后が側室全員の子を人質にとり、協力させたのです
では、あなたも協力を!
申し訳ありませぬ!
なんと言う事でしょう(シクシク)
このままでは、先代の血統は絶たれます、皇太后と陛下の暗殺に強力を!
協力できません、今帝も陛下の子、その血統は残ります
今帝が先帝の子とは限りません、皇太后には愛人がいましたから
たしかに、しかし
残った3人の子も失いますよ!
まさか! いえきっと殺されますね
では御協力を!
何をすればいいのでしょう
私たちは死なねばなりません、よろしいですか?
今帝を殺めるのです、覚悟はできております。
暗殺 909年1月31日
†
皇太后様お話があります
何ようですか?
どうか息子たちを処刑しないでください!
奴婢出身の身でずうずうしいわ、武田家の血に奴婢は要らぬ
(奴婢=奴隷階級)
では陛下の暗殺計画を教えればお救いくださいますか
なんじゃと!申せ
ここでは、話せません
どこならよいのじゃ
お任せします
ではついて参れ
(ベランダか....)
では話せ
皇太后様 実は....
皇太后は淑嬪崔氏と共に転落死した
先帝、今参ります.....
同日 ヨーロッパの本陣†
陛下! 皇太后が危篤です
伯母上なぜですか!
急な病です、急がねば死に目に会えませんぞ
では伯母上、参りましょう
崖を移動中
...(そろそろですね、今はあなたが陛下の子で無い事を祈ります)
(もし陛下の子であるなら、この叔母を恨みなさい)
(母親思いのあなたは、母を殺した者を許さず陛下の子すべてを殺すはず、やらねば)
......伯母上どうされたのです?
陛下共に参りましょう
はい、急ぎましょう
突如叔母が今帝と共に崖下に転落し2人とも死亡した
909年1月31日

在位(908~909) 8カ月 享年26歳
武田家7代目は淑嬪 崔氏(スクピンチェシ)の子の信英が継いだ
信尚は武田家当主で最も短い在位となった
相次ぐ皇帝の死にヨーロッパ遠征軍の士気は最悪となった
伯母上、何故でですか?(俺死んだの?)
その答えはお前の母に聞いておくれ
今さらだが、何故先帝は次女と結婚させたのかは不明である 神官長いわく邪術である
先々帝が欠史皇帝なのも皇太后の邪術による隠蔽工作かもしれない!
しかし、歴史は多くを語らない。
