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この物語は、ある宗教の荒廃に戦いを挑んだ熱血一族の記録である。 宗教界においてまったくの弱小宗教が荒廃の中から健全な精神を培いわずか７００年で全国制覇（ローマ帝国領の支配）をなし遂げた奇跡を通じて、その原動力となった愛と野望を余すところいっぱいに書き記したフィクション（パクリ）である。
彼は初代当主Philemonである 元オールネストリウス派の名フランカーPhilemon。伯爵になることが夢だったPhilemonは悩み抜いた末、将軍職を捨て陰謀家に変更。特性フランカーを失うもその陰謀で国取りに成功する。 暗黒宰相と言われ権謀術数に長けわずか７年で島国制覇を成し遂げたのである。
Philemonは伯爵としての第一歩を踏み出した。しかし、ネストリウス派の荒廃はPhilemonの想像を絶するものだった…。分割相続制度 国力が衰退する原因である。
これでは代変わりするごとに国力が削られてしまう。Philemonは決意した。断固として改革を行うと！ ７６９年 Philemonは相続制度の改革に着手。長子相続制度を採用した。しかし、これは多くのネストリウス派の反発を買い再び荒廃しはじめた。
彼らのバックには暴力的な組織がついていた。１つはＡＺＤ家、もう１つはＡＲＷＡＤＩＤ家である。
彼らのPhilemonへの挑発はエスカレートしていった。
ついにPhilemonは自由を犠牲にしてしまった。 770年Philemonは近い将来彼らが攻めてくる事を予見、Philemonは先手を打ちアラビア皇帝の軍門に下った。 実家でアラビア帝国旗を掲げる家族の後ろ姿に、Philemonは思わず涙する。
771年01月02日のことである、突如アラビア皇帝が行幸されたのである。臣下たちは感激して迎えに出向いた。 しかし、Philemonは冷めきっていた、嫌、用件が分かっていたのである。そして側近に準備しておいたものを出すように命じた。
城に入るやいなや陛下はいきなり用件を告げた。賢いPhilemon君なら分かってくれると思うが 君の領地を直属領とする事にしたよ。君を悪いようにはしないさ、了承してくれるね？
Philemonは答えた、もちろんです陛下。書類にサインをする前に、まずは城主の最後の務めとして陛下を歓待させてください。 美女と御馳走、珍しい芸者達が姿を現した。陛下はおおいに喜び１日を過ごした。 次の日、陛下はただ笑うだけでラリっていた。Philemonに薬づけにされたのである。そして、城の端に追いやられ歓待を受けつづけた。
Philemonは書物に通じていた。かつて中国の三国志の時代に周愉なる人物が劉備を骨抜きにしようとした計略を実行したのである。 この計略はお家芸となり、領地没収による滅亡は永遠に回避されることとなった。（このまま時間をすすめても攻めてくる事がないシステムを利用）
Philemonが家出をした。城に呼ばれた祈祷師と臣下との会話を聞き、自分が梅毒だと知ったのだ。一族は臣下たちとPhilemonの捜索を始める。そして家族の愛情を知り帰城を決意する。
帰城したPhilemonは、これまでになく子作りに打ち込んだ。だが、自分の命があと数カ月と知ってしまったPhilemonは自暴自棄になる。しかし、４人の子供しか持たないPhilemonは１人でも多くの子供を作る使命に目覚め最後までやり続ける決意をする。
Philemonは梅毒にかかってしまった。Philemonの命は残りわずか。そしてある日の夜伽中、ついに恐れていた事態が起こる。Philemonが愛人の前で血を吐いて倒れ…。
７７９年2月2日わずか42歳の若さで偉大な初代当主Philemonは逝ってしまった。
Philemonの死に一族も家臣たちも落胆。そして、アラビア皇帝の宿命のリボークが始まろうとしていた。人生終了間際、Philemonは男子誕生のチャンスを迎えるがその結末を見ず逝ってしまった。 Philemonの死後に生まれた子供はAseop（イソップ）と名づけられた。
彼は初代当主Philemonに生き写しであり一族と家臣たちは生きる希望を与えられた。
新しい当主に長男athsanasiosが着任した。athsanasiosは「納税のできないものは性活動を禁じる」という方針を打ち出し、家臣はそれに反発する
athsanasiosは、中間納税で平均70デナリウス以上納めなければ重臣の職を解くと宣告。重臣たちは必死で税の徴収を始めるが、athsanasiosは脅しの手をゆるめない。 ある日athsanasiosの夢にPhilemonが現れOne ｆｏｒ All All ｆｏｒ Oneと告げ消える。 athsanasiosは金でなく結束こそが力であると気づき家臣と和解する。
