チンギスハンの孫、イルハンの創始者フレグ
フレグ 外交3 軍事24 管理7 陰謀9 学問9 素晴らしい戦略家(星四つの軍人) 狩人 学者 残酷 狂信 野望 勤勉
天使)前回のあらすじ。
神)グルジアはキリスト教国がアジアに突き立てた剣だ。わしは死んでもグルジアを守るぞ。
天使)今回のあらすじ。
神)イルハンには勝てなかったよ...。
天使)神は死んだ。
開戦時の東地中海
神)さて、グルジアの防衛作戦を立案するか。
天使)えー、何のために地図貼ったんですか。 グルジアの防衛がいかに難しいかを読者の皆さんに分かってもらうためじゃないですか。
神)え、そうなの?
天使)地図を見てくださいよ。グルジアを防衛するためにはアナトリア半島の敵地をとおって数万の大軍を移動させなければなりません。損耗どうするんすか。逆に、コンスタンチノーポリを防衛ラインにしたらイルハンのほうが敵地をとおって大軍を移動させる必要がでてきます。まあイルハンの弓騎兵は損耗ほとんどしないですけど。
神)そうするとグルジアが占領されて時間経過による戦勝点がもらえないじゃないか。
天使)だからグルジアは放棄するしかないんですって。
神)いやだ! グルジアはキリスト教徒がアジアに突き立てた剣なのじゃ! 絶対に防衛するんじゃ!
天使)ちーん。
神)グルジアッー!
天使)グルジアは失陥しましたが、このまま降伏するのは下策です。
神)何故だ。
天使)イルハンとはこのあと二度三度と干戈をまじえなければならないはずです。 そのときに少しでも有利な戦局になるよう、いまのあいだに敵の常備軍を削っておかなければなりません。
神)いかにして?
天使)コンスタンチノーポリに防衛ラインを築くのです。 ここに兵力を集中させて、イルハンに決戦を挑みます。
決戦! 最初は有利にすすめていたが...。
イルハンに増援が届き、こちらの旗色は悪くなる。
神)あわわ。コンスタンチノーポリ陥落が間近じゃ。滅亡じゃあ。
天使)いや、負けてもいいんです。グルジア失うだけですから。
神)おやそうなのか。
天使)これで敵軍を1万ちょっと削れました。あとは緩衝国家のルームが頑張ってくれることを祈りましょう。
グルジアは失ったが、敵軍に少なくない出血を強いた。
神)そうなると、あれだな、今度やるときはロードスとかサモスといった島に籠もったほうが防衛ボーナスがついてより良かったかもしれんな。
天使)そうですね。
(続く)