(アンダルシアを獲得したとは言え、周囲をイスラム勢力に囲まれ、国土も分散しているイェルサレム王国は安泰とは言いがたかった。)
1163年、周囲の小規模なイスラム公国に聖戦をしかけていた女王は、戦陣で奇妙な知らせを聞く。 Muzhdahと名乗る平民の少女が神の声を聴き、祖国の危機を救うために立ち上がったというのだ。 彼女は女王のもとに参じて、軍指揮官としての仕官を申し入れてきた。 興味深く思った女王はこれを承諾し、彼女は対ムスリム戦争に身を投じることとなった。
(Martial33!こんなジャンヌダルクみたいなイベントがあるんですね。)
同性の戦術家同士ということもあり、女王とMuzhdahはすぐに親密な関係になった。 ある夜、Muzhdahは女王と会談し、彼女の神と祖国への思いを語った。 これに感動した女王は、それまでは皮肉屋で神などに対して否定的だったのが一転して信心深い敬虔な人物になったという。
1167年にはファーティマ朝の2度目のイェルサレムジハード戦争で武功をあげ、 1169年に貴族にに列せられた後女王の家臣と女系結婚し、マロッカ女公の地位が与えられ、引退した。
(山岳部の相手を攻撃するイェルサレム/ビザンツ連合軍と女王とMuzhdah,
Muzhdah指揮下の中央軍がすさまじい。)
(残念ながらGladius Christi家は彼女の次の代で断絶してしまう。)
なんと
その後は平穏な統治を続け、76歳で大往生。後継帝は孫のSharaf
兄を無能と一蹴し王位を簒奪した彼女であったが、その治世で彼女は才覚を証明した。 彼女の統治下で領土はおよそ5倍に膨れ上がり、カトリック世界で最上にして唯一の地位であった帝位に就くことにも成功した。類稀なる名君にして帝国の建国者、女帝Marthe、万歳!