汝、蛇、人類の大敵よ――ヴィスコンティ家をさげすむ詩 フランコ・サケッティ
フランチェスコ・ヴィスコンティ マッテーオの甥、ジュゼッペの従兄弟にあたり母はローマの名家オルシーニ家の出身 執念深い陰謀家であると共に勇敢な軍事指揮官
さて前回はパルマとの戦闘中に当主ジュゼッペが戦死したところで終ったわけですが。
イタリアのような王権が存在していないところでは必然君主が前線に出るケースが多い。
かつHIPでは個人戦闘イベントがあるから、さらに当主が死亡する確率が高まっているんだ……。
周辺国への拡張、といったところだろうな。次の地図を見てくれ。
1321年における北イタリア ミラノの他3つの中堅国家が存在する(ヴェローナ辺境伯国・ピエモンテ大司教領・ルッカ共和国)
そうだ。すくなくとも現在ピエモント大司教に対して押し付けられるクレームを持っている。
まずはこれを使おう。とくに有力な同盟相手もいなさそうだし問題なかろう。
ピエモント大司教せむしのエベラール 一介のイヴレーア司教だったがサヴォワ家のアルプス以南領を奪い 広大な司教領を築き上げてピエモント大司教に任じられた
有力諸侯とはいえ所詮4プロビ。今や10プロビのミラノの敵ではなかったな。
次はミラノに面する2つの1プロビ国家(フェラーラ候国とピアッチェンツァ)の併合を狙う。
ピアッチェンツァのクレームは捏造済み、さらに前フェラーラ候の遺児がミラノへ亡命してきています。
よし彼にはコモの一部を与えてやれ。フェラーラとピアッチェンツァに同時宣戦!
9000対3000 同時宣戦は軍の再招集の手間が省けてよい
一連の戦争の後4つの都市がミラノの傘下へ入った ミラノはこれを機に北イタリア最大の国家の座を不動にする
さてフランチェスコの先は長くないと思う。欠損は健康ぺナがかなり強めだからな。
うん。でフランチェスコはエルガと再婚させるつもりだったから嫡出子がいない。
最愛の庶子ドメニコ 公正で勤勉な生まれついての君主
その母、愛妾マラ 好色で嫉妬深く残酷な野心家
フランチェスコに継承してから初めてドメニコとマラの存在に気付いたが、さすがにビビった。
とはいえ是非ドメニコに継承させたい。なので彼の結婚相手が問題になる。
ジュゼッペの遺児ヴィオランタ・ヴィスコンティ モンフェラート候継承順位第4位
でも継承順位4位ってことは3人は暗殺しないと結婚継承できないんでは?
あまり陰謀値22をなめない方がいい。暗殺なら一人でもプロットパワー70%は稼ぐからな。
「小鳥はまだ飛び方を覚えてなかったようだ」
De Jureクレームで拡張するときプロビ数の多い公爵級号の方が便利じゃん?
ピエモントはあと1プロビとったら公爵級号ひきはがせるんだよ。
早速サヴォワ家の分家筋に当る人物を宮廷に呼びました。彼にピアッチェンツァを与えます。
はっきり言って相手にならない
ミラノの拡張に危機感を覚えたのか アンコーナ共和国や同盟相手であるモンフェラート女侯までもが敵にまわった
大変結構!さてここからが問題だ。ヴェローナを攻めるべきかルッカを攻めるべきか。
ルッカはピサにかわって西地中海を、ジェノヴァにかわって黒海をそれぞれ支配しつつある強国だぞ?
だからこそです。フランチェスコの軍事値は19で軍の動員数は過去最高に達しており、
さらにルッカはピサとの戦争で疲弊しています。ここで雌雄を決してしまうべきです。
新興勢力同士であるミラノとルッカ共和国(灰色) 市民軍の戦力ではミラノが圧倒しているが、共和国の傭兵戦力は馬鹿にはできない
共和国と言えば傭兵に反乱起こされて滅亡しているイメージがありますが、決して侮れませんよ。
ともかく傭兵の弱点は首都に士気0で配備されることにつきます。
つまり一挙に敵領内に攻め込んで配備されたら即座に攻撃できるようにしておけばいいわけだ。
多分そうです……ただAIがこのルールに従っているかはよく分からないんですよね。
まぁやってみればこれで分かるさ。ではジェノヴァを要求して宣戦!
係争地ジェノヴァに目もくれず首都ルッカの隣のプロビへ
常備軍は士気MAXなのが素敵
AIの問題なのかそれとも配備しても攻撃されるのが分かってるから雇わないのか。
前者では?金持ってんのに傭兵雇わないで滅亡って君主国でも割とありますし。
フランチェスコの治世は長いものではなかったがミラノは急速な成長を迎えた
いやカルロが思いのほか活躍したから(捏造クレーム5個)それに報いてやりたくなった。
死亡時のステータス ちなみにパーソナルコンバットスキルは高齢になるとだんだん減っていく
フランチェスコ・ヴィスコンティ、1333に死去
ミラノのカピターノにして諸都市の調停者
偉大なるシニョーレ、フランチェスコ・ヴィスコンティ万歳!!
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