第3回のプレイが行われた。この回ではデンマーク王(元)に入っていた方が都合がつかず不参加だったため、3人でのプレイとなった。
前回ウェールズ王になってみたものの、やっぱりイングランド王になりたいという思いは強い。しかもあと1プロヴィンスとればイングランド王位を創設できるところにいるのだ。
OK。私の持つイーストアングリアの伯爵を独立させるので攻めちゃってください。
私の呟きに対し、イヴァーレ氏がこのような提案をしてきた。どうもイヴァーレ氏が独立させようとしているのはカトリックを信仰している伯爵のようで彼にとって目障りな存在であったようだ。 私はイヴァーレ氏の提案をもちろん承諾した。 この後イーストアングリアの地にカトリックの旗印が再び翻ったのであるが、すぐさまウェールズ軍が侵攻し、旗印は引きずりおろされることとなった。
そして・・・
念願のイングランド王に即位したのである。
さらに・・・
それからしばらくして現当主が急死、後を継いだのは・・・
前回、宗教改革を成し遂げた偉大なるデンマーク王家を追い、その地位を簒奪したノルド世界の奸雄、現当主の兄が後を継いだのである。 彼はデンマーク王位の他にゲルマニックの宗教指導者の地位をも簒奪していた。 ここにデンマークによって領有されていたイングランド南部はイングランド王国の元に戻ってきたのだ。大変結構!
統一(ほぼ)イングランド王国。
統一イングランド王国の勢いはとどまるところを知らない。 部族法Absoluteが可決し、そのまま封建制への移行を宣言、プレイヤーの中で一番早く部族制からの脱却に成功する。
調子に乗っていた私はウェールズ南部のカトリック公爵に聖戦を仕掛ける。
このとき私は調子に乗り過ぎていた。たかが異教徒の1公爵ごとき簡単に倒せると信じて疑わなかった。あの英雄が参戦してくるまでは・・・
スコットランドの英雄。画像は死後のもの。
その名はLennon。元はスコットランドで決起したカトリック反乱軍の出で1万のイベント兵を持っていた。ブリテン島の大異教軍に対抗するキリスト教の星とも呼べる存在で、プレイヤー間でも大いに話題を盛り上げた存在であった。
1万もの兵を有する彼が敵方についたことで戦況は一気に劣勢となった。そして・・・
主力どうしの会戦に敗北、ここに勝機は完全に潰えたのであった。
負けを認めるしかない・・・。ああ・・・、賠償金で資金がマイナスになった・・・。
なんともふんだりけったりである。これも調子に乗り過ぎたつけであった。
ここで今まで大きく動いていなかったハラルド氏が遂に始動した!シチリア島を領有しているアマルフィ共和国に侵略戦争を仕掛けたのだ。
そしてこれは成功し、ハラルド氏は新たにシチリア島を手に入れることとなった。
ところが・・・
シチリア島を手に入れて間もないハラルド氏の元に周辺のキリスト教勢力(幸いなことに小勢力だった)からの宣戦布告が相次いだのだ。
我がイングランドは早速ハラルド氏の援軍に兵を出す。
ローマの休日(略奪)
途中ローマでの休日を満喫しつつ、シチリア軍と協力して敵の撃退に成功したのであった。
突如イヴァーレ氏がウェールズへの侵攻を開始した。 ウェールズは分割相続により我がイングランド王の甥が継承していた。
私は少しでも甥を守ろうとイヴァーレ氏の説得を試みる。それに対しイヴァーレ氏は
そんな先のことは考えない。今とれるものはとりあえずとっとけっていう精神が大切なのです。
とまあ、なんとも覇権主義的な返しに思わず関心した私は、ま、別にいいか、とイヴァーレ氏のウェールズ領有を認めることとした。
シチリアをとり勢いに乗るハラルド氏はビザンツの状況を見て今なら勝てるのではと判断したようで、ビザンツ帝国に戦を仕掛けた。
イヴァーレ氏もこれに参戦することとなり、大異教軍対ビザンツ帝国というなんとも面白そうな戦の構図となった。 私も参加したい。そう思ったものの、現在我がイングランドはそうもできない状況に置かれていたのである。
マグナカルタ待ったなし!
イングランド国内では王権の強化を試みる王とそれに反発する諸侯との間での対立が深刻化していたのである(主に領土整理のために諸侯の領地を没収したりしていたのが原因)! とてもではないがこの状況で国内を空けることはできない。 VCから「やばい、ビザンツの大軍が向かってくる!」「ぎゃぁぁぁぁぁぁ」など、なんとも楽しそうな会話が聞こえてくる中、私はいつ決起するかわからない諸侯との間での緊張状態にありそれどころではなかったのである。
とまあ、なんとも暗雲たれこむ中、第3回は終了したのであった。