他の二者が活発に侵略を繰り広げ、妙にオストランデット担当である私の動きが少ないと疑問に思わなかったであろうか? この回答がここにある。
初代当主であるハラルド。史実由来の人物であり、紛うことなき名君である。 有能な能力値と引き換えなのか威信や資金は他のモブレベルなので侵略するためには略奪で稼ぐ必要がある。
こうして略奪を繰り返すことで威信と資金を貯めようと考えていたのだがそのとき、悲劇は起きる。
アマルフィ共和国の兵と小競り合いをしていたところ、流れ矢でまさかの当主死亡。 威信も資金も貯まりきり、いざ侵略に乗り出そうとした矢先の出来事であった。
起きてしまったことは仕方ないので次の当主を確認する。選挙制分割相続だったため、息子が後継者から外れていたのだ。 どれどれ…?
これは…無能ですね。間違いない。
年齢も高いので下手に侵攻しようとしても途中で死にかねないし、淫蕩なせいで子供も10人以上いる。 どう考えてもこの系統で行くと途中で詰む。 この時私は決意した。
当主が死にやすくなる選択肢を選んでここまで喜んでいる人は初めて見たよ。
ええ、プレイしてた私が一番不思議でしたよ。
ようやく無能な当主が死亡し*1、初代ハラルドの長男に当主が移った。
ヴァリャーグ親衛隊帰りのアルフル。武力21を筆頭に管理が18と能力の優秀さが光る。
ようやく有能な当主に戻ったものの、威信は持ち越せないので振出しに戻ったも同然である。 しかし、希望が見えるだけ救いがあるというもの。
よし!略奪だ!威信を貯めろ!
怒涛の地中海略奪クルーズにより、威信と資金を荒稼ぎ。 そして、十分な威信と資金が貯まった。
目的地を選定せねばならぬがそれは略奪行の間に決定していました。 その目的地は…
アルフルの視線は父が討死したある島へと注がれていた。 地中海の要衝であり、古代ローマのころから穀物生産に長けた豊かな島、シチリア島。 その島を治める父の仇、アマルフィ共和国を侵略目標と決定するまでそう時間はかからなかった。
次回へ続く