初心者による初心者のためのブルグンド王国

本章の登場人物

amaneus.jpg ブルグンド王Amaneus adalbert.jpg 長男・外務大臣 Adalbert

第二の王冠 (1268年)

amaneus.jpg 皇帝はルシヨンを求めてアキテーヌを攻撃するらしい。 adalbert.jpg それは我々としても喜ばしい!すぐに援軍を出さねば。 amaneus.jpg いや、我々は最低限以上には兵士の供与はしない。 adalbert.jpg そんな!本気ですか? amaneus.jpg うむ。それは帝国に任せておけばいい。 adalbert.jpg 父さん。今、アキテーヌはフランス王国とも同盟関係なんでしょ?*1 amaneus.jpg フランス王国も所詮はアキテーヌに毛の生えた程度の軍隊でしかないよ。帝国の敵ではない。 adalbert.jpg だからと言って、軍を出さない理由にはならないのでは?我々の戦争の肩代わりをしてもらっているようなものじゃないか。 amaneus.jpg その通りだ。だが、兵を出す訳にはいかない。我々は我々の戦争をするのだから。 adalbert.jpg 戦争、ですか? amaneus.jpg ああ。アッバード朝を攻撃する。 adalbert.jpg アッバード朝を?待ってください。彼らはRuprecht伯父様の代に叛乱の隙をついてなんとかバルセロナ公領を切り取った相手ですよ。 amaneus.jpg その通りだ。 adalbert.jpg 今はかの地で叛乱は起こっていません。 amaneus.jpg あれはシュヴァーベン、バルセロナの無い時代の話さ。我々は当時と比べれば格段に力をつけた。 adalbert.jpg それは確かだろうけど……。 amaneus.jpg だいたい、彼らはファーティマ朝に北アフリカを追われ、勢力を縮小している。   abbadid.jpg

アッバード朝はアフリカ大陸の領土を大きく喪失している。

  adalbert.jpg そのようですね。 amaneus.jpg 今がまさに好機なのだ。聖戦を宣言し、バレンシアを開放する!   holy.jpg   adalbert.jpg でも、なにもそんなに急ぐことはないのではないですか? amaneus.jpg 何を言っているんだ。好機到来と思っているのは我々だけではないのだぞ。 adalbert.jpg 我々だけではない? amaneus.jpg そうだ。皇帝やレオン王、アキテーヌ王に先を越されてはなるまい。 adalbert.jpg どういうことです?むしろ、彼らが頑張ってくれれば、我々の負担も減るのではないかと。 amaneus.jpg 私は、アラゴンの王位を獲得するつもりだ。そのためにはバレンシア公か、あるいはアラゴン公を獲得するのが必須なのだ。 adalbert.jpg なるほど。イベリア半島の領地ならどこでも良いというわけではないのですね。 amaneus.jpg その通りだ。だから、先を越されることは防がないといけない。 adalbert.jpg そういうことだったのですね。 amaneus.jpg 皇帝には悪いが、ルシヨンは戦争には参加せず、戦果だけを頂くこととする。 adalbert.jpg そう聞くと、随分と勝手な話だよね(汗) amaneus.jpg 悪かったな。   attack.jpg

ルシヨン攻撃は皇帝軍に任せてブルグンド軍はバレンシア包囲に向かう。

  ブルグンドの軍勢は瞬く間にピレネー山脈を越え、バレンシアの主要都市を陥落させた。 その数は同盟軍のヴェローナ軍と併せ、2万に迫る大軍であり、それはもはや、標準的な独立国の動員数を上回る規模に達していた。   バレンシアをキリスト教徒の手に奪回したブルグンド王Amaneusはアラゴン王としても戴冠し、ブルグンド、アラゴンのふたつの王位を兼ねることとなった。

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ブルグンド王国(1268年)

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アラゴン王号を復活させる

キャラのステータスなど

Adalbert, prince of Brugundy, chancelor of Burgundy(Charismatic Negotiator)
外交18 戦術3 管財0 謀略4 学問8
Gregarious Brave Lustful Honest Gluttonous

外交能力にかなり偏在した能力値です。王位の後継者としては外交値は重要ですし、勇敢(Brave)で社交的(Gregarious)であることで臣下のopinionに+15のボーナスを得ており、勢力が拡大して配下の数が増えてきていることを踏まえると、優れた人物と言えるでしょう。

王位創設

王位創設にはde jure領域の51%以上の実効支配が必要です。最も簡単な方法は、軍事力を用いた併合です。特に異教徒から領地を奪い取る場合は、自動的に聖戦が可能なので、大義名分(CB)の獲得に策を弄する必要さえありません。   一方で、もうひとつの方法が婚姻関係を用いた公国の統合で、これはブルグンド王国を創設した際に(部分的に)用いた方法です。軍事力を養う必要がない点がメリットですが、一方で、手の込んだ準備・計画が必要で、実施には時間がかかり、必ずしも思ったようにはうまくいかない場合もある、など安定感はありません。


  初心者による初心者のためのブルグンド王国

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*1 アキテーヌ王にカペー家が返り咲いたため、「同王朝」として同盟関係が成立している。

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