俺はヴィトー・コルレオーネ、このシチリアのドンだ
ドン? いったい誰と話してるんすか?
ドン:おおっマーティンか、よく来たな。
マ伯爵):俺はシチリアの西、Dorepanonの伯爵マーティンっす
ドン:何言ってんだ兄弟? 大丈夫か?
マ伯爵):大丈夫っす、ドンの真似をしたっすよ、ドンの方こそ大丈夫すか?
ドン: 俺は嫁が到着した時の挨拶の練習をしてただけだ
マ伯爵):おおっ! 俺たちにも遂に姉御ができるんすね、どこの誰です?
わたくしです。
ドン:おおやっと着いたか! 俺はヴィトー・コルレオーネ、このシチリアのドンだ
マ伯爵):俺はシチリアの西、Dorepanonの伯爵マーティンっす
わたくしはイタリアの王女Dauferadaです
マ伯爵):王女様っすか!
王女〉そうです。さあ、かしづきなさい
マ伯爵):はっ?
王女)わたくしは高貴なイタリア王の血を引く者、当然でしょ?
マ伯爵):ドン、大丈夫なんですかこの人?(ひそひそ)
ドン:イタリア王の5人の娘の内で一番の才女のはずなんだが (ひそひそ)
王女〉聞こえておりますわよ、これを見なさい間違いありません
マ伯爵):おお! 軍事の天才とはやるっすね! 王女〉わかりましたか? さあ、かしづきなさい マ伯爵):ドン、この人、まだかしづかせようとしてますよ(ひそひそ) ドン:任せておけ(ひそひそ) なあ妻よ、何もマーティンにかしづかせる事はなかろう? 王女〉何を言ってるのです、あなたもかしづくのですよ ドン:あっ俺も? ぶっ殺すぞ、このアマ!! 王女〉いいのですか? ドン:あっ? 王女〉わたしくしに子を産ませコルネオーネ家からイタリア王を出す計画がダメになりますよ ドン:な、なぜ俺の計画がわかった! さすがは軍事の天才だ! 王女〉さあ、わたくしが妻になれば鬼に金棒です、かしづきなさい!! ドン:ははぁ~!(平伏) このとおりです、王女様!! マ伯爵):(えええっ! まじっすかドン!) 王女〉マーティンとやらあなたは何をしてるのです? マ伯爵):えっ俺っすか? ドン:兄弟、はやく高貴な王女様にかしづかねえか! マ伯爵):(な、なんで俺がこんな目に?) 王女さまにご挨拶するっす 王女〉いいでしょう、このわたくしに忠節を尽くせば万事うまくいきます ドン:さすが俺が見込んだお方だ! 頼もしいです王女様! マ伯爵):(あっ、この人Mだ) 史書曰く、769年1月イタリアの偉大な第四王女がコルネオーネ家に降嫁した
769年3月 マ伯爵):大変っすよドン! 陛下がご行幸されたっす ドン:なんだとぉ~ よう、元気にしておるかのうコルネオーネ ドン:これは陛下! ご機嫌うるわしゅう 皇帝)今日はそちに良い話を持ってまいった
ドン)なんとそれがしをcommanderに! 皇帝)どうじゃ受けてくれるなコルネオーネ? 王女〉なんですかその恩着せがましい言い方は! ドン:(ええっ) 皇帝)ローマ皇帝である余に対しそのものいい、いったいそなたは何者ぞ! 王女〉わたくしはイタリアの第四王女です、さあかしづきなさい ドン:(えええええっ) 皇帝)なぜ余がイタリアの王女ごときにかしづかねばならん? 王女〉よいのですかあの件が皇后さまに知れたら嫉妬されるでしょう? 皇帝)あの件? 嫉妬? ま、まさか! 王女〉そのまさかです、彼女の件を愛する皇后さまにお知らせしても? 皇帝)ま、ま、まっ、待ってくれ 王女〉さあ、かしづきなさい 皇帝)ははぁ~(平伏) マ伯爵):(な、なんて女だ!) ドン:王女様いったいどんな弱みを握ってるんですか? (ひそひそ) 王女〉男なら外に一人や二人の女がいると予想したのです(ひそひそ) ドン:(さすが王女! 皇帝相手に山を張るとは惚れ直したぜ!) 史書曰く、769年3月ローマ皇帝は泣きながらドン・コルネオーネにcommander就任を乞うた記録される