若干4才で王位を継いだAsbjorn、その治世は先代が始めたスヴィドヨッドへの聖戦のカタをつけるところから始まる。 972年から開始した聖戦は2年後の974年、ノルウェーの勝利に終わる。 聖戦ゆえカトリック勢の助太刀もあったが、いかんせんノルウェーとスヴィドヨッドが近すぎたために同盟が有効に機能しなかったのである。
976年、ヨーロッパを席捲していたシーア派カリフの勢力に翳りが見え始める。 肥大化しすぎた王朝、その退廃っぷりに業を煮やした者が反乱を起こしたのである。
結果、ムスリム勢は大分裂をする結果となる。
これにより他宗教が付け入る隙が生まれ、ヨーロッパ界隈はまた争いの火種が生まれたのであった。
980年、Asbjornは成人とともに結婚をする。 相手の名はIngjeror、初代ノルウェー王Hralderのひ孫にあたるYngling家の女子である。
女系結婚としたため、子を成せば次期王位はYngling家に戻る、それを狙った婚姻であった。
なお、やや時代は下るが985年にアイスランドの西に発見された新島、グリーンランドへの入植が始まっている。
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アイスランドを殺人の罪で追放されたErikが発見したと言われている。
987年、Asbjornに待望の男児が誕生する。 名はTotil、まごうことなきYnglingの血族である。 これで次期王位はYngling家に戻ると思われたが…
チリリーン♪
If your ruler dies now the game will end!
いやですから、後継者が他王朝なのであなたが死んだらゲームオーバーですよ。
いやいやちょっと待てよ!Ulfingに変わるのはOKでYnglingに戻すのはダメなのかよ!
ま、まぁシステム的にそうなら仕方ないな…新しい嫁を調達しないと…
この後、手切れ金を払ってYnglingの嫁と離婚し管理値高めの嫁を新たに娶るのであった。
婚姻政策が見事に失敗したAsbjorn、その怒りの矛先はスヴィドヨッド王に向けられた。 スカンジナヴィア帝国建国に向けて最後の仕上げである。
ノルウェー領内に点在するスヴィドヨッド王領
990年、カトリックに帰依するスヴィドヨッド王に聖戦を宣言、第二次スヴィドヨッド征伐の開始である。 スカンジナヴィア唯一のキリスト教国の危機にスコットランド王、アイルランド王、イングランド諸侯も参戦し兵力は互角かと思われた。。 しかしパラパラと分散して上陸してくるキリスト勢に対し、ノルウェーは軍勢を集結、容易にこれを撃破した。
そして993年、ノルウェーは勝利を宣言しスヴィドヨッド領の割譲を認めさせる。
さらに999年、代替わりしていたスヴィドヨッド王に対し再度聖戦を宣言、同年これを下す。
スカンジナヴィア半島は若干の部族領を除き、ほぼ全てがノルウェーの手中に納まることになった。 時は1000年ついにAsbjornはスカンジナヴィア帝国の建国を宣言、初代皇帝として戴冠した!
ついに皇帝位を手に入れたAsbjorn、次なる目標はブリテン島である。 ブリテン島の有力者はアイルランド王、スコットランド王及びいつの間にかキリスト教に改宗したJorvik公である。 ブリテン島での拠点が乏しいAsbjornはウェールズ諸侯及びスコットランドから徐々に切り崩す方針を定めた。 宣戦事由は聖戦ではなくConquestを選択、遠方であるブリテン島の征服を着実に進めていく事とした。 この先は特筆すべき事項がないためダイジェストでお送りする。
その人生で多くの略奪を行ったAsbjornは
また、スヴィドヨッド王位が空位となっていた。
ありがとう、そしてさようならスヴィドヨッド…君たちの事は忘れない。
1031年、皇帝にして盟主Asbjornはヴァルハラへ旅立った。 その治世において皇帝位創設、ブリテン島への足掛かりを築くなど中興の祖として後世の評価は高い。 皇帝位及び盟主座は息子のStyrbjornが継ぐこととなる。