952年、新ノルウェー王Hjalmar即位。 若干7才の幼年王であり、血気盛んなヴァイキング達が黙って従うはずがなかった。
同年、Jylland大族長Ingemarが分割相続制への変更を求めて蜂起。 反旗を翻したのである。
この反乱は敵本拠地がノルウェー王の本拠地と目と鼻の先の距離だった事が反乱軍の敗因だった。 (距離感的にはドラクエ1のラダトーム城と竜王城くらいである、要するに海を隔ててすぐそこ)
いち早く封建制に移行し、常備軍の整備・建物の拡充も進んでいたノルウェー王領軍に、封建制ルーキーであるJylland大族長が勝てるはずがなかったのである。 2年後の954年に反乱は鎮圧された。
ここからHjalmarの成人までは特筆すべきことは何もない。 幼君を面白く思わない派閥が形成され、略奪で得た金品をバラまき黙らせる、その繰り返しである。 それ以外にした事と言えば、時たま若干できる貯金で領内建築を拡充していたくらいである。
あぁ…そういえばジハードが失敗していた。
略奪艦隊の成果を諸侯にバラまく事で、最初の一回以降反乱もなく成人を迎える事ができた。
とはいえする事は特に変更なし。 封建制に移行したとはいえまだまだ領内建築は不足している。 ブリテン島で略奪した金品を建築費にあて、力を蓄える事に注力していた。
内政を進めつつ、別の作戦も進行していた。 家名をYngling家に戻す作戦である。 王妃Pekshaykaとは通常結婚であり、生まれた子はすべてUlfing家を名乗る事になる。 王妃をこっそり始末してYngling家の女子と女系結婚、男子が生まれれば末子相続でYngling家に王位を戻せるのでは?という試みであった。 ちなみに王妃はロシア出身でRomuva信仰であったため、暗殺の賛同者はあっと言う間に集まりPlot Powerは300%にも届いたという。
寝所に蛇を紛れ込ませたり、バルコニーに誘い出したり馬車に細工をしたりと八方手を尽くすがなかなか成功しない。
7回ほど失敗を繰り返したのち…
名はSigrid、Yngling家女子で2代目Halfdanのひ孫にあたる人物である。 これで男児が生まれれば王位はYngling家のもとに戻るであろう。 ひと段落したHjalmarはスカンジナヴィア帝国建国へ動き出す。
狙うは帝国のDe jureに残る勢力、スヴィドヨッド王である。
栄えある'Boneless'Ivalの子孫がカトリックに改宗とは嘆かわしい。
スカンジナヴィアはノルドの地である。改宗せし汝らはもはやノルドにあらず。
領地を我らに明け渡せ、これは正式な宣戦を布告である。
972年、古き神々への信仰を捨てた逆賊に
973年、Hjalmar28才でヴァルハラへ旅立つ。 生来虚弱な体質であり、厳しいノルウェーの冬は彼にとって致命的なものだったのである。 王位と盟主座は息子のAsbjornが継ぐこととなる。 若干4才での継承であり、2代続けての幼君となった。