初心者による初心者のためのブルグンド王国

本章の登場人物

adalbert.jpg ブルグンド王Adalbert isentrude.jpg 愛人Isentrude lothar.jpg 異母弟=ムルシア公Lothar kage.jpg 神聖ローマ帝国からの使者

これまでのあらすじ

プロヴァンス公位を継承したBona。一旦はブルグンド王位の取得を諦め、国力増進のため、ジェノヴァを攻略。自領に組み込むことに成功した。

Bona包囲網 (1154年)

老齢の皇帝

isentrude.jpg ねぇ、殿。独立派に入ったっていうのはほんとなんですか? adalbert.jpg ああ。だが、どうして突然そんなことを聞くんだ?

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不穏な動きを見せると……

isentrude.jpg ついにその日が来たのですね!私、うれしいです。 adalbert.jpg 待て、待て!これはブラフだよ。 isentrude.jpg ブラフ? adalbert.jpg 実際に独立するつもりじゃあないのさ。 isentrude.jpg えぇ?そうなんですか?我々は十分力をつけたと思いますが。 adalbert.jpg それでもまだ帝国の方が強いさ。それに……。 isentrude.jpg それに? adalbert.jpg 私ももう66歳になる。それにこのところ身体がだるくてな。

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高齢者にはちょっとした病気も命取りだ。

isentrude.jpg まあ。 adalbert.jpg 独立直後に当主が死んでごたごたするのもまずかろう。 isentrude.jpg そんなこと言わないで下さいよ! adalbert.jpg 人間は誰だって死ぬのだ。 isentrude.jpg そうですね。 adalbert.jpg だから、独立は次の世代の課題に取っておこうと思うのさ。 isentrude.jpg わかりました。でも、だったら、独立派に与してどんな意味があるんですか? adalbert.jpg 皇帝は我々を恐れているからさ。 isentrude.jpg 分かんないですー。 adalbert.jpg 我々を引き止めるために色々と手を打ってくるのさ。 isentrude.jpg どんなことですか? adalbert.jpg そうだなぁ。例えば、有事の際の摂政に指名してきた。 isentrude.jpg すごいですね!

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adalbert.jpg まぁ、でも皇帝はまだ若いからな。これは飾りのようなものだよ。 isentrude.jpg そんなものですか? adalbert.jpg もっと嬉しかったのはこれだ。

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adalbert.jpg ドーフィネ公、上ブルグンド公、それにサヴォイア公が皇帝の直臣から私の麾下に移されたのだ。 isentrude.jpg ふーん。 adalbert.jpg 感動が薄いなあ。ドーフィネ公にサヴォイア公といったら、何世代も前からの我々の仇敵だというのに。 isentrude.jpg 私、わからないわ。 adalbert.jpg 若いということだね。   lothar.jpg 兄さん! adalbert.jpg Lothar!どうしたんだ急に出てきて! isentrude.jpg なになに?騒がしいね。 lothar.jpg この方は……? adalbert.jpg まぁ、良い。気にせずに続けてくれ! lothar.jpg ドイツから急使です。 adalbert.jpg ドイツから?また誰か新たに臣下を私の配下につけてでもくれるのかな? lothar.jpg いや、あの慌て方を見ると、どうやら違うようですよ。 adalbert.jpg 良い、良い。通せ。 lothar.jpg はい。   kage.jpg お知らせします。Poppo II世陛下は肺炎に倒れ、4月5日、崩御なされました。

&ref(): File not found: "adalbert2.jpg" at page "AAR/初心者による初心者のためのブルグンド王国/老齢の皇帝"; lothar.jpg なんだって! lothar.jpg 何かの間違いではないのか?彼は私よりもまだ若かったはずだ。 kage.jpg 間違いのない情報です。これをご覧下さい。

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adalbert.jpg ふふ……ふふふ…………。 lothar.jpg どうされました?突然。 adalbert.jpg 不思議なめぐり合わせもあるものよ。 lothar.jpg え? adalbert.jpg 皇帝には3人の息子がいたからな。いずれは彼らが立派に成人して帝国を継ぐものとばかり考えていた。 lothar.jpg ……。と、言うことは……。 adalbert.jpg そうだ。これで私が皇帝だ。 isentrude.jpg すごーい!私も嬉しいわ!

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ついに神聖ローマ皇帝に!

皇帝襲位

神聖ローマ帝国の継承法は歴史的にも選挙制であり、CK2的にも選挙制がデフォルトになっています。皇帝に息子がいる場合、比較的高確率で息子に票が集まる傾向がありますが、治世が短い場合や、皇帝の息子が未成年の場合などはその限りではありません。戦争や病気によって皇帝が若くして死亡するケースも時には存在しますから、神聖ローマ帝国の「王朝」というのはそれほど長く続くものでもないのが普通です。そして、特に当主の外交値が高い場合などは、今回のように突然、皇帝位が降ってくることもあるのです。まったく予想もしていなかったので、とてもびっくりしましたが。

病(Ill)と肺炎(pneumonic)

病気にかかるのはもっとも頻発するイベントのひとつで、Illは非常に一般的なバッドステータスです。通常は比較的速やかに回復しますが、高齢になるとこれが元で死亡することも多いです。軽視しがちではありますが、実際のところ、死亡要因のかなりの割合を占めるように思います。肺炎(pneumonia)は出産後の女性を除けばそれほど頻度の高いバッドステータスではありませんが、健康値のペナルティが4と大きく、健康な若者であってもかなりの高確率で死亡してしまいます。

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