本AARはカロリング朝以来の旧来の名家であったボソン家の再興を描いた妄想年代記です。当然ながら、現実の歴史用語とは異なる語彙を多数含みますので、ここにまとめて掲載することとします。
プロヴァンス女公Matildaの長男Rudgerの家系です。Rudgerの妻がアンコナ女公であったことから代々アンコナ公位を継承することとなったのですが、3代で男系は断絶しました。
プロヴァンス女公Matildaの次男でその武勇から「プロヴァンスの猛牛」と称されたGautierが封じられたことに端を発する家系。ボソン家は次の代でノイエンベルク家の男系を受け入れているため、男系がノイエンベルク家に行き着かない家系としては唯一後世にまでその血筋を残していることとなる。(Gautierの父はアラゴン王子であり、厳密な意味での男系ではイベリア系ヒメノ家の血を汲んでいるといえます。)
プロヴァンス女公Bonaの長男Ponsの子孫の家系です。Ponsの死は暗殺であったともされますが、母Bonaの存命中に死去したこともあり、公位は弟のGuilhemへと受け継がれることとなりました。Ponsの家系はPonsの妻、Eriaを経由してシチリア王位を受け継ぐこととなり、シチリアにボソン朝を打ち立てることとなりました。しかし、王権は弱く、度重なる内乱に苦しむこととなります。