AAR/ペルシア奮闘記

はじめに

Shahruz.jpg 6代目当主のGoshtasbです。兄さんが亡くなったので急きょ後を継ぐことになりました。

Rostamの妻.jpg Goshtasb、あなたが成人するまでお母さんが代わりを務めるから安心してね。

Shahruz.jpg 母さん、どうして兄さんは死んだの?

Rostamの妻.jpg お前の兄さんはね、不慮の事故(意味深)で亡くなったの。

Shahruz.jpg 意味深って何なの?

Rostamの妻.jpg お前が気にすることじゃないわ。それよりもたくさん勉強して立派な大人になりなさいね。

Shahruz.jpg うん!僕、お父さんみたいな立派な領主になるよ!

Rostamの妻.jpg (あれ…この流れ、前もあったような…。まさかね…)

母の心配も杞憂で終わり、Goshtasbはその後不慮の事故(意味深)に合うこともなくすくすくと育ち、無事に成人を迎える。

Goshtasbその3.jpg 母さん、今までありがとう。立派な領主になってみせるよ。

Rostamの妻.jpg まあ、あんな小さかった子がこんなに立派に育って…。本当にうれしいわ。

この若き当主のもとでBavandid家は復権への道を歩んでいくこととなる。

Goshtasbステータス.jpg
新当主の成人後の能力。優秀に育った。外交能力が特に優れている。

工作

Goshtasbその3.jpg 母さん、僕には夢ができたよ。

Rostamの妻.jpg あら、それは何かしら?

Goshtasbその3.jpg それはペルシア帝国を再興することだ

Rostamの妻.jpg あなたのお父さんもお祖父さんもそんなこと言ってたわね。この家の当主になるとどうしてまたそんな大それた野心を持ってしまうのかしら…。

Goshtasbその3.jpg 夢のためにはいつまでも今の境遇のままじゃダメなんだ。

Rostamの妻.jpg あら、どうするの?

Goshtasbその3.jpg まずは我々の正当な地位を返してもらわないとならない

西暦982年末。成人してすぐにGoshtasbは行動を起こした。分家によって長らく奪われていたTabristan公の地位の奪還のための工作を開始したのだ。

Tabristan公その1.jpg

時には金を握らせ、時にはその巧みな話術(外交19)で説き伏せた結果、多くの賛同者を集めることに成功する。

Tabristan公その2.jpg

その結果、奪還のための準備は無事、整ったのであった。

Tabristan公その3.jpg
下準備完了。

Goshtasbその3.jpg 準備は整った。だが、まだ事は起こさない。機が熟するのを待つんだ。

Goshtasbの目にはTabristan公の先、ペルシア皇帝への道筋がはっきりと見えていたのであった。

 
 

Rostamの妻.jpg 何か生き急いでいる気がするけど大丈夫かしら…?こういう時ってだいたい事を成す前に死ぬのよねぇ。

Goshtasbその3.jpg せっかくいい雰囲気だったのに変なこと言わないでよ!

決起

西暦988年、遂に時は訪れた。

請求権捏造完了.jpg
公爵位だけでなく領地も奪ってやる。

Goshtasbその3.jpg 分家の分際で、本家の地位を奪って上に立ってるとか常識的に考えておかしいよね?返してよ。

分家の人.jpg は?奪ったのは王だろ?うちはただ王からもらっただけだから

Goshtasbその3.jpg あれ…そうなの?

分家の人.jpg そうだよ。まさか知らなかったの?

Goshtasbその3.jpg 無知でごめんよ。事実が歪曲されたものが本家では伝わってたみたいだわ

分家の人.jpg まあ、誰にでも間違いはあるさ。これにて一件落着だな!

Goshtasbその3.jpg は?落着なんかしねーよ。お前の地位寄越せよ。

分家の人.jpg え!?

宣戦布告とともに戦の幕は切って落とされた。

Tabristan戦争.jpg

Goshtasbその3.jpg 資金は潤沢にあるからいつでも傭兵を雇えるし、兵数でも勝っている。この戦、負ける要素が無いな。

戦は終始、Goshtasb側が優勢のまま推移した。

Rostamroodの戦い.jpg

そして西暦990年5月12日、戦はGoshtasbの勝利によって幕を閉じ、GoshtasbはTabristan公に即位した。 元Tabristan公は領内から追放された。

 
 

Goshtasbその4.jpg 母さん、ついに公爵に返り咲くことができたよ

Rostamの妻.jpg おめでとう。何か服装も急に豪華になったわね。

Goshtasbその4.jpg ここからBavandid家の華麗なる復活劇は始まるんだ!

Rostamの妻.jpg そういえば公爵になったんだから余分な領地は配下に与えたらどう?

Goshtasbその4.jpg そのことならもう準備はできているよ。入りたまえ!

Vishtasb.jpgShahab.jpg ちわーっす

Rostamの妻.jpg あら、あなたたちはBavandid一族の男中で唯一ゾロアスター教を信仰している2人じゃないの!

Goshtasbその4.jpg 彼らを伯爵として取り立てるんだ。これからはできるだけゾロアスター教徒を引き立てていこうと思う。これはその1歩さ!

Rostamの妻.jpg それは良いことね。

Goshtasbその4.jpg うん。Bavandid家はゾロアスター教を守っていかなければならない。これからは少しずつ信仰の回復を行っていくよ!

Rostamの妻.jpg あなた自身はスンニ派だけどね

Goshtasbその4.jpg うるさいな!そこは触れないでよ!!

転換期

シチリアジハード成功.jpg

Rostamの妻.jpg アッバース家のカリフの行ってたシチリア島へのジハードが成功したみたいね

Goshtasbその4.jpg ねえ母さん、何かカリフの恰好がおかしくない?

Rostamの妻.jpg それはこれが原因ね。

アッバース帝国崩壊.jpg

Goshtasbその4.jpg え…?

Rostamの妻.jpg いつの間にかアッバース帝国は崩壊してたの

Goshtasbその4.jpg この前まであんなに権勢を誇ってたのにどうして…

Rostamの妻.jpg 多分謎の辺境部族(笑)に敗れたのでしょう、退廃が100まで溜まってたみたいだから。

Goshtasbその4.jpg それで公爵に転落したからあの恰好になったわけか…。たまげたなぁ。

Rostamの妻.jpg 新たにカリフに即位したのがラマダン家というのもたまげたわ

Goshtasbその4.jpg ラマダン…。日中は断食するのかな?

かくしてイスラム世界は群雄割拠の戦国時代へと突入したのであった。

夢のまた夢

Goshtasbその4.jpg …何かタイトルが嫌な予感しかしないんだけど

Rostamの妻.jpg あらそう?

Goshtasbその4.jpg これって俺はこの章で死ぬってことだよね…?

Rostamの妻.jpg 考えすぎよ、先に行きましょう

Goshtasbその4.jpg 母さん…

 
 

Goshtasbその4.jpg まあ、母さんの言うとおりだな。考えすぎても仕方ない。今はペルシア帝国再興の夢のために頑張るのみ!

Goshtasbその4.jpg よし!アッバース帝国の崩壊でできた弱小伯国の領地を奪ってやるぞ~宣戦布告だ!

テンテレレン

6代目交代.jpg

西暦993年9月某日。Goshtasbは突然この世を去った。 彼の代で再びBavandid家は公爵位に返り咲いた。 夢に向けて懸命に頑張り、Bavanndid家飛翔の狼煙をあげたこの人物のことを誰も忘れないことだろう、多分。

 

Goshtasbその4.jpg やっぱりあのタイトルは死亡フラグだったんじゃん(泣)!

AAR/ペルシア奮闘記/第7話 Farhad に続く


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