Bvandid家第4代当主のRostamだ。初代と同じ名前である。
まず最初に言っておきたいのだが、私はいつのまにかスンニ派に改宗していた
本当にいつのまににぴったりの出来事でしたね。AIのランダムイベントなんでしょうか?
わからないが多分そうなのかなあ。私は男爵領を親父から与えられていて宮廷にはいなかったから、私が改宗したことを親父も代替わりするまで気付かなかったのだ
さっきからまるで他人事みたいに話してますけどあなた自身がそうしたんでしょ?本当になにやってるんですか!?
今の私は親父の後を継ぐ前とは人格が全く異なる(意:プレイヤーが入っている)。昔の私は本当にとんでもない奴だな。
すぐにでもゾロアスターの信仰に戻りたいのだがどうやったらできるのだ?
1つは生まれた子供の教育をゾロアスター教徒に任せることです。
ほう!子供の教育を任せると私もゾロアスター教徒に戻れるのか!!妻よ、ならばすぐにでも子を作ろうぞ!!!
何を言ってるんですか。この方法でゾロアスター教徒に戻れるのはあなたではなくあなたの子供ですよ
ただしこれは確実性は乏しく、ゾロアスター教に改宗するかは教育者次第で完全に運です。ですが成功すれば次代にはゾロアスター教の信仰を取り戻せます。
話を最後まで聞いてください。あなたが改宗できるかは2つ目の方法にあります。
2つ目の方法は土地の宗教に改宗するというdecisionを実行することです
ほう!そういうdecisionがあるのか!早速実行しよう……おい!そんなdecision無いぞ!!
現時点ですとdecisionが表示される最低限の条件を満たせていませんからね
独立しているもしくは主君と宗教が異なるこの2つのうちのどちらかを満たせていればdecisionが選択可能となり、そのうえでpiteyが1000以上あれば実行が可能となります
Saffarid朝からの独立に成功すればほぼ確実に改宗できますよ?
そんなのできるわけないだろ! 鎮圧されて領地没収されて終了だよ!
私の思いつく限りではないです…あ!そうそう言い忘れていました!
……。やっぱり当分はこのままスンニ派でいなければならないの?
力の差的に独立も不可能な今は地道に子供の教育をゾロアスター教徒に任せて、子供が改宗することを祈るしかないですね
リロードして俺がスンニ派に改宗しなかった世界線に行かないか?
しっかりしなさい!元はといえばあなたが改宗したのが原因でしょう!!
というわけで、しばらくの間表向きはスンニ派を名乗ることになりそうです。ご了承ください。
というわけで始めていきたいのだが、今我々の属するSaffarid朝は戦争していたのだったな
ええ、インド北部の大国Pratihara朝に対する聖戦を行っています
戦が始まったのが948年で現在が958年ですので、もう10年も続いてますわね
元々単純な兵数ではこちらよりもPratihara朝の方が若干勝っていたのです。ですが同盟を組んでいたアッバース朝の援軍をあてにしたのでしょうか開戦した結果が今の状況ですわ
援軍頼みの戦争ほど注意しなければならないものはないどろ。来てくれる保障はどこにもないんだぞ。
非常に泥沼化している。あまりにも長期間の兵の招集に封臣たちの不満がひどいことになっている。
ようやく戦が終わったと思ったら諸侯の反乱が立て続けに起きていますわね
10年以上も繰り返し軍を招集され続けていたら、そら不満も高まるし当然だわな
ですが各々の諸侯が別々に反乱しているだけですのですぐ鎮圧されそうですわね
うむ。この間お前からもらった犬で狩猟をしていたら血が騒いでな。そろそろ我が家も領土拡張に出ようと思ったのだ。
Way Of Life DLCで追加されたイベント。軍事系のfocusを選ぶと出てくる。
どこを攻めるのですか?国内は王権が中のため私戦はできませんよ。先代みたいに上司に反乱するのですか?
国外ってアッバース朝ですかそれともインドですか?それは無謀すぎますよ。
西暦968年末。Rostamはカスピ海沿岸のDerbent公爵領、今でいうアゼルバイジャン北部地域の獲得を目指した聖戦を起こした。
仕方ないだろう。ゾロアスター教に戻れるまでは積極的に活用していくしかない。
当時Derbent一帯はキリスト教単性論を信仰する勢力によって支配されていた。 この地域の単性論の元締め的存在であったアルメニア王国はすでに滅びており、孤立無援の状況だったのにRostamは目をつけたのであった。 援軍を可能な限り呼び、敵を圧倒する兵力を得たBavandid軍は有利に戦を進めていく。
しかし……
Chikul-Kanにおける戦いにて前線で指揮を執っていたRostamは追撃の際馬から落馬し、意識を失うという悲劇に襲われてしい舞う。 幸いなことに命は助かったものの脳に障害を負ってしまい、廃人同様となってしまったのであった。
波乱はあったものの戦は有利に展開し、後は敵領を占領しながら戦勝点の溜まるのを待つだけの状況になった。
ペルシア王Shinaはまさに絶頂の中にあった。その生涯の多くを戦陣にて過ごし獅子王と称された勇猛な王は、この時もう何度目かはわからないインド遠征の最中にあった。
この度の遠征により、遂に余の悲願であったインダス川流域が手に入りそうじゃ。
セルジューク襲来。完全に彼らが来ることを忘れていた。
まずいわね~。戦勝点が100になったのでとりあえず戦を終わらせましょう
Derbent一帯を無事に獲得。しかし今はそれどころではない。
セルジューク軍約5万は分散しながらペルシア王国の都市の占領を開始した。 そこへ、インドより取って返して来たSaffarid軍は襲い掛かった。
勝っただと…?
お前は何も恥ずることはない。お前の不運は、相手がこの時代随一の男だったということだからな(ドヤァッ)
今回はセルジューク軍がうまい具合に分散してたことで各箇撃破が容易になったことが勝因ね。
うう~(ここでSaffarid朝が大敗を喫していれば、独立の目もでてきたのにな)
残念ですが、それ以上に完全体のセルジュークを退けたAIが凄すぎますよ
その後、IncapbleになりながらもRostamは8年生きた。 領土拡大をし、久しぶりにBavandid家に明るい兆しを示したこの人物の名は、一族の歴史に大きく刻まれることとなる。