AAR/ペルシア奮闘記

はじめに

Varshasb.jpg 父の後を継ぎ、新たに即位したVarshasbだ。

Manushihr.jpg プレイヤーよりこの度「AAR皇帝相談役」に任命されたモブキャラことManushihrです。

Varshasb.jpg 「AAR皇帝相談役」って何だそれは?

Manushihr.jpg プレイヤーは新しい皇帝ごとに会話の相手役を変えるのがどうもめんどうくさくなったらしく、今回以降のBavandid家当主の相手役は全て私が勤めることになりました。

Manushihr.jpg 歴代皇帝のAARでの相手役を一括してするのが「AAR皇帝相談役」なのです。

Varshasb.jpg 何という…。

Manushihr.jpg 以後よろしくお願いします。

Varshasb.jpg そういえば我が曾祖母はどうしたのだ?

Manushihr.jpg 先帝の死に伴い、AAR出演を引退されました。静かな余生をおくられることでしょう。

Varshasb.jpg 余生って…まだ生きる気なのか…。まあ長生きしていただきたいものだなあ(棒)

Manushihr.jpg そうですねえ。では始めるといたしますか。

Varshasbステータス.jpg
戦嫌いに育った模様。だが、その生涯は本人の意思とは裏腹に戦の連続であった。

ビザンツ帝国の黄昏

ビザンツの黄昏その1.jpg

Manushihr.jpg ビザンツ帝国がアフリカ王に宣戦布告されたようです。

Varshasb.jpg アフリカ王って動員兵力10000程度の小勢力だろ?それに戦を仕掛けられるってことは…。

Manushihr.jpg 相当弱体化していますね。

Varshasb.jpg 以前は何度も我々に戦を仕掛けてくるほど威勢がよかったのに、一気に弱くなったな。

Manushihr.jpg それほど先代のビザンツ皇帝が偉大だったということでしょう。今の皇帝には父の築いたものを守りきる実力はありません。

Varshasb.jpg 先代のビザンツ皇帝というと、親父から散々変人だと聞かされたものだが。

Manushihr.jpg 有能な変人でしたねえ。まあ我らが先帝も負けず劣らずの変人ぶりでしたが…。

Varshasb.jpg せやな。

Manushihr.jpg で、いかがいたしますか?ビザンツの弱体化は我らにとって好機ですが

Varshasb.jpg わかっておる。

 

西暦1240年8月。アラビア帝国軍は大挙してビザンツ領内への侵攻を開始した。

ビザンツの黄昏その2.jpg

この当時、内と外に多くの敵を抱えていたビザンツ帝国にとってこの出来事は絶望以外の何物でもなかった。

ビザンツの黄昏その3.jpg

何も抵抗できないうちに、彼らキリスト教徒にとっては偉大なる聖地であるエルサレム一帯は異教の大軍で埋め尽くされた。

Varshasb.jpg ビザンツの抵抗はあるか?

Manushihr.jpg ほぼありません。まさに無人の野を行くが如しです。

Varshasb.jpg ビザンツももう終いだな!

 

ビザンツ帝国の凋落ぶりは極まるところまできており、この時Varshasbたちは勝利を信じて疑わなかったし、ビザンツ側も敗北を確信していた。 しかし、思いもよらないところから横やりが入る。

ジハード再び

西暦1241年3月。未だビザンツ帝国との戦の最中にあったアラビア帝国に激震が走った。

第2次シリアジハードその1.jpg

Manushihr.jpg 大変です!ウマイヤのカリフがシリアに対するジハードを宣言し、我らに宣戦布告してきました!!

Varshasb.jpg な、何っ!?

Manushihr.jpg 呑気にエルサレムを包囲している場合ではなくなりましたが、いかがいたしましょう?

Varshasb.jpg へ、兵の一部をエルサレムの占領に残し、残り全軍でジハード軍に備えるぞ!!

Manushihr.jpg 2つの敵を同時に…大丈夫ですか?

Varshasb.jpg な、何とかなるさ(震え声)。

 

1241年1月

第2次シリアジハードその2.jpg

Manushihr.jpg とか何とか言ってるうちに、シリア全土がウマイヤ朝の大軍で埋め尽くされていますが…。

Varshasb.jpg す、すぐにこちらの主力軍を向かわせるから大丈夫。

 

しかし

Manushihr.jpg 我が軍の主力、敵に敗れました!

Varshasb.jpg 何でや!?40000もの大軍を送ったのに何で負ける!?

Manushihr.jpg 敵の兵数が異常です。50000以上の敵軍が待ち構えてました…。

Varshasb.jpg ジハードきつすぎワロタ…。

Manushihr.jpg とにかく至急傭兵を雇って兵を再編しましょう

Varshasb.jpg うむ…。

第2次シリアジハードその3.jpg
傭兵を雇用して再度戦地に向かう我が軍。
 

Manushihr.jpg 敵軍の大部隊の撃破に成功しました!(画像なし)

Varshasb.jpg そうか…。ふう、あぶなかった…。

Manushihr.jpg 後は上陸スパムしてくる敵の小部隊を退治する作業です。

Varshasb.jpg よし!

Manushihr.jpg また、ビザンツより講和を求める使者が来ました。

第2次シリアジハードその4.jpg
いつのまにか女帝になってる…。

Manushihr.jpg 講和により、我々はエルサレムを獲得しました。

Varshasb.jpg それは重畳。ところで、ビザンツ帝国はいつのまにか女帝になってるな。

Manushihr.jpg はい。前皇帝の子供が女しかいなかったみたいで女帝の即位となりました。

Varshasb.jpg これはさらにビザンツは乱れるな(悪魔の笑み)。

 

ビザンツ帝国との戦が終わった後も、対ジハード戦は続いた。

第2次シリアジハードその5.jpg
 
第2次シリアジハードその6.jpg
倒しても倒しても上陸してくる敵軍。中々たまらない戦勝点。本当に苦痛でした(プレイヤー談)。

戦の開始から6年が過ぎ、ようやく戦勝点が100となるに至り、ウマイヤ家のカリフは敗北を認めた。

第2次シリアジハードその7.jpg
長い戦いだった…。

Manushihr.jpg ようやく終わりましたね…。

Varshasb.jpg 本当に長い、泥沼のような戦だった…。

Manushihr.jpg 今回のジハードの敗北によりカリフの権威は地に落ちました。早速ウマイヤ朝においては不満を持つ諸侯が反乱を起こしたようです。

第2次シリアジハードその8.jpg

Varshasb.jpg ふーん

Manushihr.jpg あまり関心がないようですな

Varshasb.jpg 正直今は敵のことなどどうでもいい。それぐらい厭戦気分がたまっている。

Manushihr.jpg まあ仕方ありませんね。今はゆっくりと休みましょう。

 
 

第2次シリアジハード戦は、蓋を開けてみるとゾロアスター教とイスラム教の総力戦となった。 この戦に勝つことができなかったイスラム教、その盟主たるウマイヤ朝は大きく疲弊し、これ以後衰退の歴史を歩んでいくこととなる。

ペルシアへの道

Manushihr.jpg 陛下、驚かないでください。

Varshasb.jpg 何だ?

Manushihr.jpg ペルシアで簒奪者Darim朝を倒し、Saffarid朝が復活しました。

Varshasb.jpg 何だそんなことか。ペルシアにおけるSaffarid家の影響力は強い。復活しても別に驚くことではないだろ。

Manushihr.jpg それが…新たにペルシア皇帝に就いた人物に問題があるんです。

Varshasb.jpg 問題とは?

Manushihr.jpg まずはこれをご覧ください。

ペルシアへの道その1.jpg

Manushihr.jpg Saffarid朝を再興させた皇帝の画像です。

Varshasb.jpg あれ…!?宗教が…。

Manushihr.jpg はい。テングリ教を信仰しております…。

Varshasb.jpg いったい何があったんだよ…。

Manushihr.jpg どうもこの人物、Ilkhanateの支援を受けて帝位を得た人物のようで、かつてはIlkhanateの宮中に滞在していたようです。その時に改宗させられたようで…。

Varshasb.jpg たまげたなあ。

Manushihr.jpg すでにスンニ派よりテングリ教に改宗する諸侯も現れ始めているようです。

Varshasb.jpg 先のジハードの敗北により、スンニ派の権威も地に落ちたということか…。

 

第2次シリアジハードは色々なところに大きな影響を及ぼした。その代表的なものが、Saffarid朝のテングリ教への改宗であろう。 Saffarid朝にとって一番の敵はアラビア帝国である。そして、それはアラビア帝国に大敗を喫したIlkhanateも同じであった。 アラビア帝国という共通の敵の存在により、両者が共闘する理由ができたのだ。 しかし、宗教の垣根を越えて連合するのは難しい。 そんな時に、第2次シリアジハードのスンニ派の大敗北という出来事が起きた。 スンニ派の権威が地に落ち、Saffarid朝にはそれを理由に改宗することが可能となった。 ならば躊躇することはない。信仰を守ることも大事だが、それ以上に代々保ってきた家を守ることの方がもっと大切だ。 Ilkhanateと同じテングリ教に改宗することで、Ilkhanateと連合してアラビア帝国という脅威に対抗することが可能となる。 Saffarid朝内ではこのような考えが大勢を占め、テングリ教への改宗というミラクルが引き起こされたのであった。

 

Varshasb.jpg うーむ。しかし厄介であるな。

Manushihr.jpg そろそろペルシアに兵を向けるべきでは?

Varshasb.jpg そうだな。しばらく停止していたペルシア遠征を再開することにいたそう。

 
 

かくして、西暦1248年5月。アラビア帝国はSaffarid朝に宣戦布告した。

ペルシアへの道その2.jpg

Saffarid家のテングリ教への改宗は、皮肉にもアラビア帝国の介入という結果を残したのであった。 急きょ行われることとなったこのペルシア遠征は、別な大戦の引き金となっていく。

 
 

教皇.jpg 蛮教徒どもの兵のほとんどがペルシアに向けられた今こそが聖地を取り戻す好機だ!!

エルサレムの十字軍.jpg
次回、このゲームの主役(?)現る。

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