ええ、今ではBavandid家は我々が生きていたころとは比べ物にならないほどの勢力を築いていますね。
是非とも我らが子孫たちにはペルシア全土を奪還してほしいですね。
はい。現在アラビア帝国では4王制という統治システムをとっています。
アラビア帝国は現在支配地域が大幅に広がり、皇帝が全土を直接管理するのが難しくなってきました。故に封臣に王位を与え、地域の一職支配を認めたのです。
そうです。皇帝はアルメニア王、エジプト王、アラビア王、シリア王の4つの王号をつくり、それぞれの地域の有力諸侯に名乗ることを認めたのです。
その通りです!王を介しての支配は、帝国の統治システムをよりスムーズなものとしました。
封じられた王の権力がとにかく強くなりすぎたのです。管轄地域の人事、徴税、軍事権等を独占した各王は中央に対し、半独立的態度を取るようになります。
何ということだ…。折角任命してやったのに恩知らずではないか!
以降歴代皇帝は4王との関係構築に苦労することとなります。機嫌をとるために国庫から莫大な額の金が消えたと言われています。
彼らには独立したところでその後やっていける自信はしょせんはなかったのですよ。故に独立するぞと王を脅すことで、優越感に浸っていただけです。
4王のうちアルメニア王、エジプト王、シリア王にはBavandid一族の者が任命されました。ですが、アラビア王だけは現地の有力豪族が任命されました。
兄さん、Bavandid家がアラビア皇帝になった経緯は知っていますか?
そうです。Bavandid家による簒奪に快く思わないアラビアの諸侯は多くいました。ですが、簒奪直後のBavandid家には彼らを圧する力はありませんでした。
ご明察!彼らの反乱を恐れた当時の皇帝は、諸侯の中でも親Bavandidの立場を表明していた諸侯に王位を授け、反抗心を抱く諸侯の管理を任せたのです。
今やアラビア王は帝国1の勢力を有する大諸侯に成長してしまいました。Bavandid一族でもない彼らは完全に獅子身中の虫状態です。
アラビア帝国の統治システムである「4王制」度。 4人の王は他の諸侯に優越する立場にあり、皇帝を輔弼する存在であると、当時の帝国統治令には定められた。 本来の目的である国の統治のスリム化は達成できたものの、4人の王は多くの特権を持ちすぎる危険な存在になりつつあった。 後に1代限りの王としての権限を付与された「総督」という制度が設けられることになるのだが、それには4王を巨大化させてしまった反省からきたものであるという。
黄:アルメニア王、赤:エジプト王、青:アラビア王、黒:シリア王の勢力範囲。広大な領域を有する獅子身中の虫。
ヴァイキング勢力は完全に駆逐され、イングランド王国とエール王国(アイルランド)の2大勢力が割拠している。 アイルランドがスコットランドをほぼ支配している。何があったのだろうか。 アイルランドのこれからの頑張りに期待したい。
ウマイヤ朝ヒスパニア帝国がイベリア半島をほぼ統一しており、一見すると大正義になっているように見える。 しかしその内情はボロボロで、相次ぐ内乱と強引に進めた中央集権化政策により統治が全土に行き届かない状況(封臣制限オーバー)にあり、確実に衰退に向かっている。 イタリア王国がバルセロナ地方を領有している。この世界のレコンキスタはイタリア主導で行われるのだろうか。
神聖ローマ帝国、フランス、カルパチア帝国等地域を統合する勢力が生まれてきている。 このうちカルパチア帝国は改革テングリ教を信仰する大勢力である。 この世界のフランスは南北別々の国として歩んでいくことになるのだろうか。 フランスの教皇はローマに帰還することが果たしてできるのか?
Bavandid朝の宿敵ビザンツ帝国が確実に勢力を広げている。 このゲームのビザンツに衰退という2文字は存在するのだろうか? ローマを陥落しカトリック世界に喧嘩を売るなど、意気盛んである。
インド世界も着実に統合へと向かいつつある。 西のヒンドゥー教、東の仏教、南のジャイナ教と、宗教三国志の様相を呈しつつある。 Saffarid朝の宿敵Pratihara朝がこの中では一歩抜き出ているか。
•ゾロアスターアラビア帝国による聖地奪還 ペルシアよ、私は帰ってきた!ってかっこいいよ 本当に目が離せないAARです -- 2015-04-27 (月) 20:25:13
果たしてBavandid家はペルシアに帰還できるのか。ご期待ください!
•アルメニア王国内のキリスト教徒は息してないだろうなあ -- 2015-04-28 (火) 02:32:00
•wiki英語版みてみました。イスラム侵攻後にTabaristan(イラン北部のカスピ海沿岸地域)に残ったゾロアスター勢力の指導者になったDabuyid家は「Gilanの領主にしてPatashwargar(≒Tabaristan)のシャー」の称号を名乗ったそうですが, -- 2015-04-29 (水) 04:39:31 •Dabuyid家断絶後にともに反乱を続けたKaren家とBavand家では,前者が「Gilanの領主」,後者がより上位の称号である「Patashwargarのシャー」を名乗ったようなので,その影響ではないでしょうか>シャルルマーニュシナリオだと、Bavandid家が公爵でKaren家がその傘下の伯爵として存在 -- 2015-04-29 (水) 04:39:44
そうなると、Karen家とうちは共にカリフに抵抗した仲間ということになるわけですな。
あと、プレイヤーも個人的に調べてみたのだが我がBavandid家は実はササン朝皇帝の一門らしい。我々は由緒正しい家柄だったのだ!
そうだったのですね…。ってかそんな大事なことを事前に調べずにAAR書き始めたんですか、クソプレイヤーは…。
・第12話
•素晴らしい! 遂に、遂にゾロアスターの信仰を・・・ -- 2015-04-29 (水) 19:49:51 •待ちに待ったゾロアスター教徒の君主!でもtraitsが… -- 2015-04-29 (水) 20:51:38 •Saoshyant(救世主)様に栄光あれ(*≧∀≦*) -- 2015-04-29 (水) 21:44:15
スンニ派に勝手に改宗した4番目の当主も草葉の陰でホッとしていることだろう。
なお、この後手に平を返したかのようにスンニ派批判が始まる模様。
•棚ぼたでカリフ位がウマイヤ -- 2015-04-30 (木) 20:09:37 •ウマイヤこれもうポルトガル人なのか、アンダルシア人ですらないのか -- 2015-05-02 (土) 23:17:05
ウマイヤ家がカリフに即位したのを見たとき、正直胸が熱くなった。
それにしてもウマイヤのカリフは確かにポルトガル人になってるな…。
この後のカリフはアンダルシア人ですので、どうも突発的なポルトガル人カリフだったみたいですね…。
・第13話
•元主君がいつまでも邪魔してるW 負けるなヽ(★`益´)ノ -- 2015-05-02 (土) 23:59:55 •ひどい展開だ! -- 2015-05-03 (日) 16:41:23 •元主君家がどこまでも粘着してくるな -- 2015-05-04 (月) 08:16:17 •退廃反乱が起きてた割に元気だな元主君の家 -- 2015-05-04 (月) 08:27:29
まあ彼らに勝てると思わせたこちらの弱さにも問題があるのだがな…。
こちらの国力が彼らと逆転したからな。今度は逆にこちらが攻める側となったわけだ。
・第14話、15話
•見てる人には楽しい展開 -- 2015-05-04 (月) 21:18:46 •面白い!更新楽しみにしてます -- 2015-05-05 (火) 00:32:07 •ビ ザ ン ツ 参 戦 -- 2015-05-05 (火) 06:36:46 •東アナトリアの征服かな? -- 2015-05-05 (火) 11:41:27
あいつら技術がめっちゃ進んでますからね。あと、カタクリフトとかいうチート騎兵集団を持ってますし。
•主要国の動員能力ってどんなもんなんだろ -- 2015-05-05 (火) 15:40:18
うろ覚えだが、この当時はビザンツ6万、我々とペルシアが4万5000、HREが4万ぐらいだったと思う。
•トップ画像だと東アナトリア征服されてますねえ… -- 2015-05-05 (火) 17:29:20 •トップ画像はde jure範囲のマップでしょ。アラビア帝国の首都がペルシャの色の地点にいるし。 -- 2015-05-05 (火) 21:30:30
トップ画像は帝国のde jure範囲を表示したものなのですよ、まぎらわしくてすいません。
それにしてもメソポタミア一帯もペルシア帝国の範囲なのですね…。
このゲームだと即、ダマスカスに都を移すアッバースさんが何だって?
•そろそろ宗教の分布がどうなってるかとかも見てみたいですね -- 2015-05-06 (水) 08:23:24
この当時はゾロアスター教は徐々にアラビア帝国内のプロブィンスに広まってきているという感じだな。
世界的にみると、西ヨーロッパがカトリック、スンニ派(イベリア半島)。東ヨーロッパが正教(ビザンツ)、テングリ(ハンガリー)。後は多神教とかインド宗教が初期とあまり変わらない分布で存在しているという感じですかね。
•怒涛の大戦役ですね~! 読んでてひたすらワクワクします!! -- 2015-05-06 (水) 21:05:46
•アルメニアなんてさっさと分離して防波堤にしてしまえば良いのに -- 2015-05-06 (水) 23:43:53 •分離しても防波堤にすらならないでしょ。アルメリア食ってデカくなったビザンツとか相手にしたくないよw -- 2015-05-07 (木) 07:20:20
アルメニアはBavandid家にとっては特別な地だからな。そう簡単に手放すわけにはいかないんだ。
そもそもこのプレイではアルメニアはアラビア帝国のde jureになっている(AIアラビア帝国が獲得して100年経過していた)ので、独立させることはできません。
それにアルメニアをビザンツに吸収されたら、結局元の木阿弥だしな。
•いつ更新するのか -- 2015-05-09 (土) 20:05:05 •このAARはかなりハイペースで更新されてると思うが。。。 -- 2015-05-09 (土) 23:32:11 •更新待ってます 戦いも頑張って(=・ω・)ノ -- 2015-05-13 (水) 19:01:07
CK2自体はプレイしていたのだ。ユダヤ教でエルサレム奪還を目指して邁進していたのだよ。
エルサレム奪還どころかエジプトすら突破できなかったのですか…。
プレイヤースキル的に仕方ないじゃん(グスン)。悔しかったからシーア派に改宗してファーティマ朝の傘下に入って内から滅ぼしてやった。
・第16話
•来た -- 2015-05-15 (金) 21:12:47
•楽しく読ませてもらいました。次回も期待してます-- 2015-05-16 (土) 00:30:26
・第17話、18話
•ファールース地方を取るとすごく満たされた気持ちになります(HoI脳)あとアゼルバイジャン地方。 -- 2015-05-16 (土) 20:48:38 •ファールースはペルシア人の心のふるさと -- 2015-05-16 (土) 23:57:13
•この分だとモンゴルとかち合いそうだなあ -- 2015-05-17 (日) 17:16:39
モンゴル軽騎兵との熱い激戦が展開されるから楽しみにしていろよ!
•カーチャンのせいで寿命が縮んだ気がしなくもなくもない -- 2015-05-20 (水) 21:43:13
ですが、彼女が息子をよく支えたのは紛れもない事実ですしねえ。
•初の息子登場で次期皇帝とか言われたら死兆星が輝いてるヨ -- 2015-05-20 (水) 23:25:50
若干ネタバレになるが、棚ぼたで帝位を継ぐことになった次男もこれまた能力的に有能だぞ。