若きサルナスが帝位に就いてまず最初に宣言したのは聖戦の名の元にバイエルンを侵略することでした。
バイエルンは我々の帝国からすれば小国ではありますがカロリング家の王が納める地。
一筋縄では参りませぬぞ。
確かに聖戦を宣言すればカロリング家はおろか全カトリックの連中がこぞって参戦してくるであろうな。
だが余は勝利を確信しておる。案ずるな。
そこまでおっしゃるなら私は反対いたしませぬ。
いずれは戦わねばならぬ相手なのですからね。
こうして帝国はカトリックの領域へと足を踏み入れた。
といっても俺武力4だからなぁ…。
ボヘミア王である兄ちゃんに任せて後方支援するか。
伯爵領ばかりなので人材豊富。 進軍はオーガナイザー持ちの兄Tarvydasに任せて戦闘時は武力27のYemelyan将軍が担当する布陣。
バイエルン王との決戦。 兵力差はさほど無いが騎兵と重歩兵中心の編成と将軍の武力差で圧勝。
982年 / 勝ち鬨をあげよ!
弱いな…ペルクナス団と近衛騎士団(騎兵中心のretinue)だけの構成なのにこのザマだ。
想像以上に我々が強くなりすぎたのかもしれん。
この地は豊かだから首都ブリュナス周辺の土地は手放してバイエルンを直轄地とする。
こうしてバイエルンは皇帝代々の土地となりました。 これは更に西を侵略する為の拠点とするという皇帝の意思表示でもありました。
986年 / イタリア侵入。
翌年、イーストフランシア進攻。
蛮族が攻めてこようと唯一の神の教えを説きさえすれば平伏した。 だがドレゴヴィッチは今までの蛮族とは違い宗教的情熱を携えてやってきている…。 西のムスリム、東のロムヴァに対抗するにはお家騒動を繰り返しているカロリングを説き伏せてカトリック一丸となって対抗せねばならぬ!
988年 / そして十字軍の時代がやってきた。
ホーリーなナイツの皆さん。
バイエルン十字軍発動。
ここでドレゴヴィッチによるカロリング家への戦争はカトリックVSロムヴァの戦いへと変化を遂げたのです
十字軍だと…?
しかもペルクナス団と同様の宗教騎士団を奴らも使えるというのか。
カトリック主要国の大半が不参加。何故だ。
とりあえず戦力集中させて各個撃破だな。
領内で迎え撃てばロムヴァ教ボーナスの全ユニット防御力増加があるからなんとかなるだろ。
帝国全兵力&援軍を申し出てくれたハンガリー王国の合同軍。
各個撃破中。
なんか俺たちあいつらから蛮族呼ばわりされてるらしいからアレやろうぜ。
移動中。
ひゃっはー!ローマ劫掠だ!!
990年 / ごめん、許して。
ローマ襲ったらあっさり終了とはもっと本気だしてほしかったですね。
お、腕力一辺倒の脳筋体質に嫌気が差して故国を飛び出したインゲ君でもそう思っちゃうか。
ポメラニア王位創設して親族に譲渡。
ある程度王位を創設したほうが統治がラクですね。
反乱時の戦力が減りますから。
反乱前提で王位渡すっていうのもアレだがこれだけ人数多いと性格的にソリが合わない奴も増えてくるからねえ。
特にほぼ親族オンリーで帝国を構成している場合、クレーム持ちばかりになりますから仕方が無いことです。
996年 / ペルクナス団による対ロシア戦争を援助中。
少し領地が広がった。
ドレゴヴィッチ家の侵略を停める力はもはやカトリック圏にはありませんでした。
1003年 / フランシア帝国成立。
やっとカロリング一同で迎え撃つ気になってくれたようだ。
3万ほど兵力があるなら無理に会戦で勝たなくても敵の動員が終了するまでに突撃で城落としていけば戦勝点100%になって勝てるからなぁ。
会戦で戦勝点50%、占領で戦勝点50%までとかキャップがあればいいんですけどね。
一度も会戦せずに勝利というのは呆気ないですね。
サルナス44歳 / 外交以外微妙だった能力も訓練の賜物で全部平均値に成長。
子供8人つくってやったぜ(ドヤァ
インゲ君も妾をつくって子供をつくったらどうだい?
君の貢献に報いる為に土地あげたいんだけど継承者いないじゃん
放置していたら何故か40代の女性と結婚する密偵頭インゲ。 奥さんが死んだ後も子供が産めなさそうな年齢の女性と再婚している。
しかしとりあえず長生きして拡張すれば頭につく「the great」の称号ってありがたみがないなぁ。
wiseとかthe Victoriousのほうが格好良いですよね。
イベントのみって書いてあるけれどthe Heathen(蛮王)ってのもイカしてないか?
二人があまりの余裕さに無駄話に華を咲かせていた時のことでした。
1006年 / 神罰だ!
大聖戦だ!
イーストフランシアを舞台にサルナス2度目の大聖戦 / 今度は攻撃側
このごちゃごちゃ感。ようやく十字軍っぽい戦いになった。
1008年 / 一気にイーストフランシア領域が帝国のものとなった。
1011年 / 同時に進行していたハンガリーによるブルガリアinvasionも完了。
帝国財政 / 動員待ちが面倒なのでほとんどretinue&ペルクナス団&傭兵で戦争をしている。
動員していると宣戦布告できませんがretinueだと大丈夫なので常時戦争していられますね。
だな。
やはり小国のうちに諸侯から小額の税金を取り立てる法律を出しておけば安定した財源を確保できるというのは大きいぜ。
1014年 / house prestige2144点。
動員兵力も世界トップ。
もはや我々に敵などおらぬ。
ローマを落とした次はあのヨーロッパで最も豊かな都市も我が手に収めねばな。
1015年 / コンスタンティノープルを攻略せよ!
カタクラフト粉砕!
カタクラフトにぼこぼこにされて逃げた挙句、慌てて動員かけて領内で迎え撃った件。
コンスタンティノープルゲット!
カタクラフト強いしかっこいいしコンスタンティノープル技術進んでるし遷都しちゃおっと。
ヴェンディッシュ帝国って名前なんだからもう少しリトアニア=ポーランド方面に拘り持ってくださいよ。
うち元がロシア系だしなぁ…。
成り行きでリトアニア王になったから抵抗ないんですよね。
1017年 / サルナスの治世で広がった版図。
独立を求める反乱誘発。
今まで傭兵で調整して反乱が起きないようにしていましたが、次の治世を見据えて余裕のある内に膿を出し切っておくことにしました。
首都から反乱鎮圧専門のアドベンチャーが沸いた。
こいつらも加えて各個撃破すれば余裕だな。
反乱軍が騎兵ほとんど持っていない分、質もこちらが上だし。
またもや牢屋に沢山の囚人。
とりあえず牢屋にいてもらってアルナス皇太子が即位した際、恩赦として領土を剥ぎ取って反乱者の息子(出来れば未成年)に与えます。
これさえやっておけば代替わり時の混乱を最小限に抑えられるからラクでいいな。
やはり他所の王朝を見ていても能力は普通でも安定して寿命が長い俺っちのような皇帝が有能なんよ。
暗殺で死んでいるのか病気で死んでいるのか知りませんが20代でぽろぽろ死なれては安定性を保てません。
血統的な寿命の長さというのは重要かもしれませんね。
それはそうとしてインゲ君も長生きだね。
もう72歳だろ?
さすがに宿老として報いないわけにはいかなくなったよ。
聖戦で奪った不毛の地ではなくて自分で開発したポーランド方面の領土をくださるとは光栄の至り。
それくらいの働きはしているからね。
君が技術スパイしまくるおかげで技術がガンガン進んでいくし。
……あ、またなんか小うるさい蝿が何かいってるぞ。
1020年 / イタリア犯されたらやばいって!
ズンズンズンズン。
ローマ落とされたら即効でやる気なくした模様。
wrothで底上げしとるから自慢できないけれど長生きすると経験値も溜まるってもんよ。
もうこの帝国、首都がコンスタンティノープルじゃん?
帝国構成員の文化を見ても全然ヴェンディッシュな帝国じゃないんだよね。
確かにヴェンド人の帝国と呼ぶにはどうも…という気もしますがそれが何か?
だから改名することにしたよ。
これからうちはドレゴヴィッチ帝国という名前にするね。
折角リネームできるやつもいれたんだから使わなくっちゃ!
1022年 / ヴェンディッシュ帝国はドレゴヴィッチ帝国に改名。
サルナソープルに改名。
他人の名前がついている首都に住むなんて嫌だよ。
だからコンカーである余の名前を冠した都にするよ!
それに伴って文化も変更だ!
リトアニア文化からギリシャ文化に変更。
ドレゴヴィッチ帝国によるカタクラフト誕生!
別に酔狂でやっているわけではない。
余が常に考えているのはドレゴヴィッチ一族の繁栄と帝国の安定。
これからは帝国内部での反乱も大規模なものとなることは間違いない。
帝国諸侯は数が膨大だ。
しかし彼らはバルト重歩兵中心の編成だから騎兵を持たない。
よって近衛兵は騎兵中心の編成とすることで反乱軍に常に優位に立てるのだよ。
カタクラフト使うよりコスト低い兵種のretinue使って数を水増し。反乱を未然に防いでもよくないですか?
密偵頭の君が何をいっておるのだ。
反乱起こさせて牢屋にぶちこんだ後、隠居してもらったほうが楽なのは充分わかっただろう。
……これはこれは。
まさか陛下から陰謀の術を教わる日がこようとはこのインゲも老いたものですな。
(1)余裕のある時に独立派閥の反乱を誘発する。 (2)牢屋にぶちこんだ諸侯の爵位を剥いで隠居、反乱者の末子に爵位を与えた後に解放する。 (ドレゴヴィッチ以外の叛徒の場合は爵位を奪ってドレゴヴィッチ一族の者に与える) (3)領土が広がれば独立派閥がまた形成されるので適度なところで(2)を行なって帝国の安定を図る。
この繰り返しをすれば安寧を保てるはずだ。
ドレゴヴィッチ一族の寿命の長さと末子相続の組み合わせにより帝国は更に安定するというわけですな。
何しろ統治年数が長い分、opinion補正がかかって叛徒は減りますからね。
その通り。
余くらい統治年数が長ければambition持ちですらopinionのペナルティを相殺できるからな。
西からはムスリムに、東からはドレゴヴィッチ率いるロムヴァに蹂躙されたカトリックの命運は風前の灯でした。
十字軍、大聖戦に続いてジハードが始まる。
いずれはムスリム勢力とも戦う日がやってこよう。
だが余にもディエヴァス神の迎えが来たようだ。
後は頼んだぞ、インゲ。
私も75ですからすぐに後を追いますよ。
アルナス皇太子の治世の地ならしくらいは出来るといいのですが…。
1023年、三度の聖戦を乗り越えた皇帝サルナスは61歳にてこの世を去りました。 サルナス皇帝が改名したドレゴヴィッチ帝国ではドレゴヴィッチの名を持つもの以外は爵位を得ることは非常に難しいものとなりました。 市井の人々は「ドレゴヴィッチにあらずんば人にあらず」とまで揶揄するようになります。 傲慢なドレゴヴィッチ家が収める帝国。 果たしてこの帝国の未来はどこにあるのでしょうか?
次の物語はアルナス皇帝…ではなくアレキサンドロスを越えた皇帝と呼ばれるヘクトリオスの治世について語ることとしましょう…。
アイソーポス物語 最終話「つわものどもが ゆめのあと」に続く。
<今回覚えた&思い出したこと一覧> Leadership traitは軍事能力によって補強される。 (Organizerなどの移動速度基礎値20%もプラスされるので高い軍事力の人が持っていると疾風ウォルフごっこが楽しめる) カタクラフトと文化特有戦術の相性は悪いが重騎兵300人の固有retinueで固めりゃやっぱ強い。 宗教権威MAX時ペガンholy orderの人数はカトリックholy orderの人数は1/2。宗教騎士団の数の割にそこまで差があるわけでもない。 (カトリック宗教騎士団は重騎士の割合が多いのが強みか) 退廃もない、妾も作れる、宗教改革すればペナルティも外れるでpaganの安定感はバツグンだ!