Nikephoros III 37歳
「そうですね、いきなり選挙制になる可能性もありえますし頑張りましょう」
とは言ったものの望みは薄い。
1392年の情勢図
「キプチャク・ハン国への攻撃が成功しており、我が国は北部方面に勢力を伸ばしています」
「南東方面はティムールの大勢力も考えると、さすがに無理があるからな……」
「異教徒殲滅はまず無理だから、独立してる公爵領をジワジワ奪っていこう」
優秀な大臣(=長男)がいるので、一気に強奪する計画。
公爵の捏造に成功
3年後
完全勝利
公爵の捏造に成功
完全勝利
「当家の活躍もあり、ビザンツ帝国は大きな領土拡大をしていますね」
「うむ。幸いなことにイスラムからの攻撃はあまりなく、神聖ローマ帝国の援護もあって征服は順調だ」
1413年の勢力図
優秀な大臣だった世継ぎ候補の息子が事故死
ビザンツ帝国皇帝死去に伴いHREに統合
「めでたいの……か……初代から支えてきた帝国が、あんな結婚一つで併合されていいのか……」
「仕方ありません。これが中世の慣わし……私達家臣は逆らうことはできません」
「初代の日記にも綴られていた、お前は一体何者なのだ……!? なぜそこまでビザンツ帝国に拘る!!」
「……私には……私にはあの夜を……ゾエ・パレオロギナを止める必要がある!」
「ビザンツ帝国消滅に伴いゾエ・パレオロギナ……あるいはその存在に等しい者が生まれる」
「その者、後に生まれる巨大な国家の一つを成しうる力を秘め、その力はまさに魔女」
「数百年後、この魔女の存在……ワルプルギスの夜が私の運命を狂わせる……」
「私は未来よりきたる魔法少女、何度繰り返すことになっても……この国を救ってみせる」
「ほむほむの身体が消えていく!! ま、待ってくれ! まだ君には頼みたいことが!」