マンサ・ムーサ。1324年、メッカに巡礼し、金相場を暴落させる。
マリ帝国のマンサ・ムーサは1324年、大規模な隊商を伴ってメッカ巡礼の旅へ出た。
伝えられるところによると、6万人の運搬人がいたという。
ムーサがカイロでつかった金の量は、それだけでその後何十年も、エジプトの金の価格を暴落させたと言われている。
彼はティンブクトゥに巨大なモスクを建て、イスラム教の学校をつくった。 学校はイスラム教学の中心地になった。
(参考:ブリタニカ国際大百科事典)
1324年のマリ帝国。ニジェール川のほとりにティンブクトゥがある。
ティンブクトゥ。その経済力は、コンスタンチノープル、パリ、ロンドンに匹敵する。