アレクサンドル・ネフスキー。1220?-1263。
ロシアの英雄。キエフ大公、及びウラジミール大公(位1252-63)。
はじめノヴゴロドの公爵(1236)。 1240年、スウェーデン十字軍を奇襲作戦によってネヴァ河畔で壊滅させ、「ネフスキー」の称号を得る。 その後、ドイツ騎士団の侵略に対しては1242年、氷上の戦いで勝利をおさめ、引き続くリトアニアの進入も排除して、北方通商路の安全を維持した。
しかし北方の勝利とは逆に、東南のタタール政権キプチャクハンに対しては常に屈従を余儀なくされた。
一方では外国権力の圧制に抗する民衆の動きを抑えつつ、他方で周辺諸侯の上に立ってハンとの間で巧妙な外交手腕を発揮して中小地主貴族と承認層の利益を守りつつ、徴税請負権を含む若干の行政権を委任されている。
ハンも次第にその実力を認めて、1252年、ハンは彼がウラジミール大公位に就くことを承認した。
死後、ロシア正教会により列聖。
1725年と1942年には聖アレクサンドル・ネフスキー勲章が制定されている。
(参考:ブリタニカ国際大百科事典)
彼はコーンウォール公爵、つまりプリンスオブウェールズのはしりでもある。
1337年シナリオの西ヨーロッパ。イングランドとフランスが対峙する。